額は減るも売り超し継続…海外投資家、2週連続の売り超し(14/03/27)

2014/03/27 17:00

東京証券取引所は2014年3月27日付で、2014年3月17日から3月20日(3月第3週)分となる株式投資部門別売買状況を発表した。その内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は5兆5989億7177万4000円なのに対し、買い総額は5兆4986億0369万4000円となり、差し引きで1003億6808万0000円の売り超しとなった。これは先週から継続して2週連続の売り超しとなる。法人は売り超しを継続し、個人は買い超しを継続、証券会社は買い超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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3月17日から3月20日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6193億3823万3000円/4631億0528万3000円(1562億3295万0000円売超)
・個人……1兆8380億1652万0000円/1兆9837億0007万0000円(1456億8355万0000円買超)
・海外投資家……5兆5989億7177万4000円/5兆4986億0369万4000円(1003億6808万0000円売超)
・証券会社……1353億7284万8000円/1502億2874万0000円(148億5589万2000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

2月17日-21日……458億6655万7000円買超
2月24日-28日……157億7987万5000円買超
3月3日-7日……3637億8753万7000円買超
3月10日-14日……9752億6741万1000円売超
3月17日-20日……1003億6808万0000円売超

今回計測週は21日が春分の日で休みとなったため、営業日は通常より1日少なく4営業日での展開。各部門とも取引高そのものはやや抑えめのものとなっている。そして市場に関連する情勢動向だが、ウクライナ情勢、特にクリミア半島周りでの動きが大きな要素となり、さらに中国の経済指標悪化などを受けて安値での値動きに終始する形となった。出来高もひかえめで、市場全体として「待ち」の感は強い。

上値への圧力は大きいものの、さらなる大幅な下落を引き起こすかのような重力感とまでには至らなかったことから、売り超しにしても先週ほどではない感はあった。フタを開けてみればその通り、売り超しには違いないが、売り超し額はかなり落ち着いたレベルとなっている。市場マインドの更なる縮小はなさそうだ。

次回計測週、つまり現在進行中の週では、ウクライナ・クリミア情勢に大きな変化はないものの、それを起因とした欧米・ロ間の対立は続いており、市場の不安定感もまた継続中。恐らくは今回週と似たような動きを示しているものと考えられる。


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