3大ソーシャルメディアのアイコン事情を探る

2014/03/23 14:00

ソーシャルメディアなどのプロフィール画面に用いるアイコン画像は、その人の特性・外観・ペルソナ(外的側面)を示すもの。ただし免許証や学生証と異なり、絶対に本人の肖像写真で無ければならないわけではないので、多分に自己主張的なものとなり、個性豊かなビジュアルが用いられる事例が多々見受けられる。今回はリビジェンが2014年3月19日に発表した、若年層のスマートフォン所有者に対して行った調査結果を通じ、LINE・Facebook・Twitterの3大コミュニケーションサービス利用者における、アイコン事情を見ていくことにする(【発表リリース:アイコン画像が第一印象を決める? 「アイコン画像・プロフィール画像」についての意識・実態調査を実施】)。

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今調査は2014年3月18日にスマートフォンを用いたインターネット経由にて、10代から30代の男女を対象に行われたもので、有効回答数は500人。男女比などは非公開。当然ながらスマートフォン所有(利用)者を調査対象母集団としていることになる。また厳密にはLINEはソーシャルメディアではないが、今回はFacebookやTwitterと類似するサービスであることから、範ちゅうに収めることとする。

さてその3大ソーシャルメディアのプロフィール画面で、アイコンにどのような画像を用いているか。それについて尋ねた結果が次のグラフ。もちろんそれぞれのソーシャルメディア毎に択一回答となる。

↑ 現在の自分のソーシャルメディアアカウントにおけるアイコン画像
↑ 現在の自分のソーシャルメディアアカウントにおけるアイコン画像

今件の調査対象母集団の特性上、若年層で多分にスマートフォンからソーシャルメディアを利用する層における傾向と見た方が無難ではあるが、非常に特徴のある結果となっている。全般的には「自分の顔出し写真」「イラスト」「動物」がやや多めという感はあるが、サービス毎に小さからぬ差異が生じており、一括した傾向は見出しにくい。

LINEでは「イラスト」がもっとも多く「動物」が続き、ようやく「自分の顔出し写真」が続く。LINEでは概して自分の(リアルにおける)知人との交流度合いが他サービスより多く、自分の実像を出す人がもっと多いものかという見方もあったが、少なくとも若年層ではむしろイラストや動物の方が人気のようだ。また「風景」を使う人も結構多い。世代別回答事例は公開されていないので確証はとれないが、今調査対象母集団では年上の部類に入る30代あたりが多用しているのだろう。

Facebookでは「自分の顔出し写真」がもっとも多く、「イラスト」「風景」が続く。これはFacebookにおいて極力本人の写真を提示するよう求められているのが原因。「イラスト」の詳細解説は無いが、その多くは自画像かその類(似顔絵など)と推測される。また「芸能人、有名人」「アニメ」など、エンタメ系の利用者が少ないのも特徴。

Twitterではもっとも多く使われているのはLINE同様に「イラスト」。次いで「動物」「自分の顔出し写真」と、やはりLINEと同じ順位となっている。利用スタイル・使用時のアイコン画像の使われ方が近しいこともあり、プロフィール画像の利用性向も似通った結果となるものと考えられる。



今調査の先行記事でも解説したが、ソーシャルメディアのプロフィールアイコン画像は、少なくともその世界、環境では、そのアカウント本人そのものを表している。自分の好きなもの、気に入った画像を使うのは個人の自由だが(法的、倫理的に問題があるものは別)、他人から見れば、画像がそのままアカウント利用者本人を代表しているという事実を忘れてはいけない。

ちなみに今調査の見方を変えると、「10代から30代のスマートフォン所有者における、主要ソーシャルメディアの利用性向」を知ることが出来る。

↑ ソーシャルメディア利用率(10-30代、スマートフォン利用者)
↑ ソーシャルメディア利用率(10-30代、スマートフォン利用者)

10代から30代全員ではないことに注意する必要があるが、それでもかなりの高率、特にLINEの高さがうかがえる。また、Facebookもここまで浸透しているのかと、驚く人も少なくあるまい。


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