スキンシップに写真大量保存、猫への愛はどのような体現化が成されるか

2014/03/22 10:00

飼い猫の愛らしさのあまり、ついついしてしまう親ばか的な行為は、猫を飼っている人だけに与えられた特権ともいえる。第三者から見れば多分に言葉通りばかげたものではあるのだが、当事者にとっては、至福の喜びで心の中が充てんされ、満ちあふれてしまい、そのあふれ出た愛情が成した行為ともいえる。それらの「愛猫に対する愛情表現」としては、どのようなものが挙げられ、実行しているだろうか。ペットラインが2014年3月5日付で発表した調査結果【愛猫の健康と飼い主の愛情に関する調査】から、その実情を探っていく。

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今件調査は2014年2月7日から14日を対象期間とし、猫を飼育している(匹数は問わない)20歳以上の男女を対象としたもので、携帯電話を用いたインターネット経由で実施されている。有効回答数は2000人。男女比は1対1、世代構成比は20代488人・30代639人・40代591人・50歳以上282人。調査機関はネットエイジア。

飼い猫への愛情が高まると、その気持ちを抑えきれず、色々な行為によってその気持ちを体現化してしまうもの。猫を飼っている知人から何度となくその猫の写真を見せられたり、日々の日記的なブログで猫がしばしば登場するのは良くある話。見せられる側も決して悪い気分では無く、猫への慈しみを共有してしまうから、嬉しいものである。

そのような愛猫への愛情表現として、どのような行為をしているかを聞いた結果が次のグラフ。

↑ 愛猫に対する愛情表現として行っていること
↑ 愛猫に対する愛情表現として行っていること

もっとも高い回答率を示したのは「愛猫とのスキンシップ」。もっともこれは猫に限らず、ペットの多くに対して行われるものであり、体質的に避けるべき場合で無ければ(例えばペットが人の皮膚の油を嫌う場合、ペットがハリネズミだった場合など)、どのような種類のペットでも多かれ少なかれやっていることだろう。

次いで回答者数が多い回答は「携帯に写真を大量保存」。昨今ではより大容量・高解像度を有するスマートフォンの普及が進んでいるため、手持ちの携帯電話の愛猫ライブラリも充実する一方の人は多いはず。

上位2項目は飼い主の自己満足的なところが多いが、第3位には初めて猫自身に関係のある項目「感染症予防のため室内飼育に限定」がついている。いわゆる「家猫飼い」のタイプだが、これが案外多く1/3を超えている。そして第4位も猫自身が影響する「キャットフードはこだわり選択」。猫によってはキャットフードの好き嫌いが激しい場合もあり、その仕草が飼い主にとっては自分の愛情の反応のようにすら覚えるのかもしれない。

以下「パートナーは猫に限る」のような、相方が居たら顔をしかめてしまうような回答も含め、「あるある」的な内容がずらりと並んでいる。

これを回答者の性別に見ると、圧倒的に女性の方が高い回答率を示している。

↑ 愛猫に対する愛情表現として行っていること(男女別)
↑ 愛猫に対する愛情表現として行っていること(男女別)

先行する記事で「愛猫を見ると仕事や家庭のストレスが吹き飛ぶ」との設問に同意を示す度合いに関して、男性よりも女性の方が高い値を示していた。それだけ女性の方が全般的には愛猫に対し強いつながり、想いを抱いていることになる。

↑ 「愛猫を見ると仕事や家庭のストレスが吹っ飛ぶ」同意派率(再録)
↑ 「愛猫を見ると仕事や家庭のストレスが吹っ飛ぶ」同意派率(再録)

猫自身がどのように思っているかまでは分からないが、女性の愛猫への想いは強く、それだけ多種多様な方面に体現化されてしまうのだろう。特に「携帯電話に写真を大量保存」では男性の2倍以上の回答率を示しており、妙に納得が出来てしまう。一方で「パートナーは猫に限る」も2倍超の値を示している点に関しては、当方(不破)が男性である以上、色々と複雑な気分にならざるを得ないのは言うまでもない。


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