愛猫の下部尿路疾患予防や再発防止、何をしてます? 気を付けてます??

2014/03/16 20:00

飼い猫とて生き物である以上、さまざまな病気にかかるリスクを背負っている。その中でも多いのが、下部尿路疾患をはじめとする泌尿器の病気。飼い主の立場においては、肥満の人がカロリーに気を付ける、高血圧の人が塩分を控えめにするのと同様、リスクの高い病症から猫を守るため、色々と手を尽くすことになる。今回はペットラインが2014年3月5日付で発表した調査結果【愛猫の健康と飼い主の愛情に関する調査】から、飼い主たちが下部尿路疾患のリスクから愛猫を守るためにしていることについて見ていくことにする。

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今件調査は2014年2月7日から14日にかけて、猫を飼育している(匹数は問わない)20歳以上の男女を対象とし、携帯電話を用いたインターネット経由で行ったもの。有効回答数は2000人。男女比は1対1、世代構成比は20代488人・30代639人・40代591人・50歳以上282人。調査機関はネットエイジア。

今調査対象母集団の実例にもある通り、猫の疾患としては下部尿路(膀胱から尿道の出口までを指す)疾患をはじめとする泌尿器の病気(猫では膀胱炎が多いとされている)が一番多い。また飼い主、特に女性は泌尿器の病気の発症を心配している。

↑ 実際に愛猫がかかったことがある病気(複数回答、一部)(再録)
↑ 実際に愛猫がかかったことがある病気(複数回答、一部)(再録)

↑ 愛猫がかかることを心配している病気(複数回答)(男女別)(再録)
↑ 愛猫がかかることを心配している病気(複数回答)(男女別)(再録)

そこで気になるのは、自分が飼っている猫の下部尿路疾患を予防する、あるいは再発を防止するため、さらには健康を維持するため、飼い主達はどのような配慮をしているかという問題。その点について、複数回答で聞いた結果が次のグラフ。最上位は「新鮮で十分な水を与える」だった。6割以上の人が心がけている。

↑ 愛猫の下部尿路疾患の予防・再発防止や下部尿路の健康維持のために配慮していること(複数回答)
↑ 愛猫の下部尿路疾患の予防・再発防止や下部尿路の健康維持のために配慮していること(複数回答)

次いで多いのは「規則正しく食事をさせる」で4割、「適度な運動をさせる」が1/3、「清潔な環境にする」で3割強と続いている。……提示した選択肢も一因だが、人間が健康的な生活を営むために欠かせない項目と多分にだぶっているのが分かる。もちろん猫独自のもの、人には有効だが猫には害をなしうることもあるが、「健康を維持する」という観点でなさねばならないことには、大きな違いはないようだ。

キャットタワー一方、「適度な運動をさせる」も該当すると解釈はできるものの、ストレス発散系の項目回答率がやや低めなのが気になる。猫の下部尿路疾患の多分は膀胱炎、しかも突発性によるものが多く、原因が特定できない事例がほとんど。さまざまな理由が考えられるが、最大の要因として推測されているのが猫が受けるストレス。ストレスを与えないよう、例えば隠れやすい場所を創ったり、キャットタワーのような徘徊できるアイテムを用意するなど、猫が好む環境を用意するのも一案だろう。

ちなみに愛猫が下部尿路疾患のり患経験のある無しで区分して聞いた結果を見ると、「新鮮で十分な水」「配慮したフードの提供」の2つが大きなポイントであることが分かる。

↑ 愛猫の下部尿路疾患の予防・再発防止や下部尿路の健康維持のために配慮していること(複数回答)(実発症経験のあるなし別)
↑ 愛猫の下部尿路疾患の予防・再発防止や下部尿路の健康維持のために配慮していること(複数回答)(実発症経験のあるなし別)

まだ何も配慮をしておらず、今後愛猫のために何かをしようと考えている人は、各項目、特に発症経験ありで高回答率を示している項目に重点を置いて心掛けると良いかもしれない。


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