大幅買い超しへ…海外投資家、3週連続の買い超し(14/03/13)

2014/03/13 16:30

東京証券取引所は2014年3月13日付で、2014年3月3日から3月7日(3月第1週)分における株式投資部門別売買状況を発表した。それによると該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆4996億4207万7000円なのに対し、買い総額は6兆8634億2961万4000円となり、差し引きで3637億8753万7000円の買い超しとなった。これは先週から続いて3週連続の買い超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は売り超しに転じ、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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3月3日から3月7日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……7443億0828万9000円/8029億3799万6000円(586億2970万7000円買超)
・個人……2兆9857億2144万4000円/2兆5126億3142万5000円(4730億9001万9000円売超)
・海外投資家……6兆4996億4207万7000円/6兆8634億2961万4000円(3637億8753万7000円買超)
・証券会社……2045億2090万0000円/1805億5768万0000円(239億6322万0000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

2月3日-7日……412億1321万0000円買超
2月10日-14日……1858億0626万2000円売超
2月17日-21日……458億6655万7000円買超
2月24日-28日……157億7987万5000円買超
3月3日-7日……3637億8753万7000円買超

今回計測週も通常週ということで5日間フルの営業日による市場展開。もっとも前週末から大きくウクライナ情勢が動き、さらに北朝鮮による短距離ミサイル発射が相次ぎ行われ、その後は情勢の緊張緩和による買い進み、さらにはその買いの反動による売り込まれなど、出来高が少なめの中で大きく揺り動かされる感の強い相場展開となった。市場そのものが多分にセンシティブになっていることもあり、半ば意図的と思われる噂も相次ぎ流され、不安定な状況下にあることは否めない。

該当週の各部門の動向としては、週後半のウクライナ情勢の緩和を好感したのか、前週と比べると大きく買い進まれている。この5週の間では最大の買い超し額となり、頼もしい結果と言える。他部門動向では海外投資家の動きを吸収する形で、個人投資家が売りに転じているのが象徴的。

次回計測週、つまり現在進行中の週においては、アメリカの雇用統計結果の発表、中国の経済指標の悪化、日本のGDP予想値の下方修正、日銀の金融政策決定会合など、市場を震わす材料が相次いでいる。その多くが下方面への流れを誘発するもののため、多分に市場も軟調な状態。海外投資家の動向も、今回週ほどの買い超しは期待できないかもしれない。


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