わずかながら買い超し続く…海外投資家、2週連続の買い超し(14/03/06)

2014/03/06 16:30

東京証券取引所は2014年3月6日付で、2014年2月24日から2月28日(2月第4週)分における株式投資部門別売買状況を発表した。その内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆9382億1870万7000円である一方で、買い総額は6兆9539億9858万2000円。結果として差し引きで157億7987万5000円の買い超しとなった。これは先週から続いて2週連続の買い超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は買い超しに転じ、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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2月24日から2月28日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6849億1922万3000円/6922億8166万2000円(73億6243万9000円買超)
・個人……2兆8825億3290万4000円/2兆9084億2051万2000円(258億8760万8000円買超)
・海外投資家……6兆9382億1870万7000円/6兆9539億9858万2000円(157億7987万5000円買超)
・証券会社……2119億8650万3000円/2074億0714万6000円(45億7935万7000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

1月27日-31日……7402億2587万6000円売超
2月3日-7日……412億1321万0000円買超
2月10日-14日……1858億0626万2000円売超
2月17日-21日……458億6655万7000円買超
2月24日-28日……157億7987万5000円買超

今回計測週も祝祭日は無く、フルの5営業日による展開。金曜日は週末と月末が重なっており、売り込まれやすい状況下でもあった。そして現在もなお状況は流動中のウクライナ情勢が緊迫の度を高めた結果、市場は大きく売り込まれ、為替も円高に進んでいる。

該当週の各部門の動向としては、かろうじて海外投資家の買い超しは継続したものの、額面を大きく減らしており、正直誤差の範囲内でしかなくなっている。ちょっとしたぶれですぐに売り超しに転じる可能性は高く、不安定な状況にあるといえる。

次回計測週、つまり現在進行中の週では、日本国内情勢に大きな変化はないものの、国外情勢ではウクライナ周りがやや好転し、為替もいくぶん円安に動いている。ただし事態そのものは今なお不安定なままで、投資家心理もちょっとしたきっかけで大きく揺り動かされる状態にある。案の定、先物による揺り動かし的な相場展開が随所で見られる。為替動向からは海外投資家の買い超し継続は予想できるものの、それがどの程度の規模になるかまでは分かりにくい。明日金曜日に大きな動きが無ければ、前回週から今回週位の範囲に収まるだろうが……。


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