買い超し転換再び…海外投資家、2週ぶりの買い超し(14/02/27)

2014/02/27 16:30

東京証券取引所は2014年2月27日付で、2014年2月17日から2月21日(2月第3週)分における株式投資部門別売買状況を発表した。その内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は7兆1137億5834万0000円である一方で、買い総額は7兆1596億2489万7000円。結果として差し引きで458億6655万7000円の買い超しとなった。これは先週から転じて2週ぶりの買い超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は売り超しに転じ、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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2月17日から2月21日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6490億4753万7000円/6865億8086万4000円(375億3332万7000円買超)
・個人……2兆8442億4657万9000円/2兆5444億1242万1000円(2998億3415万8000円売超)
・海外投資家……7兆1137億5834万0000円/7兆1596億2489万7000円(458億6655万7000円買超)
・証券会社……2038億4712万2000円/1830億8634万5000円(207億6077万7000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

1月20日-24日……2329億5945万4000円売超
1月27日-31日……7402億2587万6000円売超
2月3日-7日……412億1321万0000円買超
2月10日-14日……1858億0626万2000円売超
2月17日-21日……458億6655万7000円買超

今回計測週は祝祭日は無く、フルの5営業日による展開。市場の流れとしては前半は日銀の金融政策決定会合の流れを受けてプラスに動いたものの、後半に入るとアメリカ市場の軟調さと中国の経済指標の悪化を受け、さらに為替が円高ドル安に動いたことから大きく売られ、さらにその反動から跳ね上がるといった値動きの荒い流れとなった。

該当週の各部門の動向としては、前回週の大きめな売り超しから転じ、500億円足らずではあるが買い超しに再び転じている。ただし相場全体の出来高が低迷していること、ここ数週間は売り買いが錯綜していること、市場そのもので目立った買い材料・売り材料がないことから、買いトレンドへの転換としての判断は難しい。なお個人が大幅に売り超しへと転じているのがやや気になるところ。

次回計測週、つまり現在進行中の週では、国外の材料として騒乱化が続くウクライナ情勢が持ち上がり、概して不安定要因の追加による上値の重い値動きが続いている。出来高そのものは低迷しており、大きな材料としての判断はなされていないのが幸いか。海外投資家が今情勢にどのような判断を下し、売り買いをしているのか、その傾向を見極める上でも、次回計測週の動向には注目したい。


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