小幅ながらも買い超し転換…海外投資家、5週ぶりの買い超し(14/02/14)

2014/02/14 16:30

東京証券取引所は2014年2月14日、2014年2月3日から2月7日(2月第1週)分にあたる株式投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は9兆6476億0810万8000円である一方で、買い総額は9兆6888億2131万8000円。結果として差し引きで412億1321万0000円の買い超しとなった。これは先週から転じて5週ぶりの買い超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人も買い超しを継続、証券会社も買い超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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2月3日から2月7日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……9398億8445万6000円/1兆0748億7554万7000円(1349億9109万1000円買超)
・個人……3兆5907億4735万6000円/3兆7055億1049万6000円(1147億6314万0000円買超)
・海外投資家……9兆6476億0810万8000円/9兆6888億2131万8000円(412億1321万0000円買超)
・証券会社……2499億1452万3000円/2603億5775万6000円(104億4323万3000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

2014年1月6日-10日……1593億2564万6000円売超
1月14日-17日……371億3424万4000円売超
1月20日-24日……2329億5945万4000円売超
1月27日-31日……7402億2587万6000円売超
2月3日-7日……412億1321万0000円買超

今回計測週は前回週に続く形で中国の景気悪化を懸念する雰囲気、さらにそれを起因とした新興国の為替不安が市場を支配した。ただしアメリカ市場が雇用統計への期待から上昇し、それを受けて日本の市場もやや持ち直しを見せる形となった。

日経平均株価そのものは一週間で行って来い的な動きを示しているため、各部門の動きも読み取りにくいものがあった。海外投資家の動向はといえば、5週ぶりに小幅ながらも買い超しに転じている。また他の主要部門もすべて買いに回るという、珍しい流れが確認できる。次週以降の相場においてポジティブな雰囲気を形成する材料になれば良いのだが。

次回計測週、つまり現在進行週では前半は高値への値動きが続いたものの、昨今の市場を支配する最大の不安要因となっている中国の経済不安から生じているリスク資産への及び腰感は強まり、再び値を下げる形。海外投資家の動向も、再び売り超しに転じてしまっているかもしれない。


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