スマホ使い、どんな姿勢で操作する?

2014/02/09 14:00

スマートフォンは機動性が高くあらゆる場面に持ち運んで使えるため、多種多様な姿勢で操作することが考えられる。それでは普段、どのような姿勢でスマートフォンを操作することが多いだろうか。インターワイヤードのDIMSDRIVEが2014年2月4日に発表した、「スマートフォンの使用と姿勢に関する調査結果」によれば、座って操作する事例が多いものの、テーブルや机のような手が支える場所が無い状態での操作がかなり見受けられることが分かった。また、つい猫背になったり、うつむいた状態で操作するなど、身体にあまり良いとは言えない姿勢での操作も、比較的高い割合で行われていた(【発表リリース:「スマートフォンの使用と姿勢」に関するアンケート】)。

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座って操作が最多、寝て操作は女性が多い


今調査は2013年10月14日から28日にかけてインターネット経由で行われたもの。有効回答数は7399人。男女比は59.1対40.9。世代構成比は10代から10歳区切りで0.2%・4.1%・16.2%・31.1%・27.1%・15.1%・6.2%。

機動性の低いデスクトップパソコンですら、操作の際の姿勢では色々な健康面での問題が持ち上がる。ましてや手帳や腕時計のようにどこにでも持ち運びができ、利用が可能なスマートフォンの場合、実に色々な姿勢での操作が考えられる。そこで普段はどのような姿勢で操作しているのかを聞いた結果が次のグラフ。通話は使用に含まれ、特に本体を操作をせずイヤホンなどで聴く場合が多い音楽視聴は除外して回答されている。

↑ スマートフォンをどのような姿勢で操作することが多いか(複数回答、スマートフォン使用者限定、通話含む・音楽視聴含まず)
↑ スマートフォンをどのような姿勢で操作することが多いか(複数回答、スマートフォン使用者限定、通話含む・音楽視聴含まず)

もっとも多い回答は「机やテーブルがある場所で座って操作」。ほぼ2/3がこの姿勢でよく操作している。要はスマートフォンを持つ手を支える場所がある状態での操作で、手の負担を減らすことができる。他方「机やテーブルが無い場所で座って操作」という例も6割近くと結構多い。こちらは電車の座席をはじめ、公共の場における利用が多分に考えられる(図書館、銀行などの待合席なども好例)。

次に多いのは「立って静止した状態」。自宅など座る場所がある時にこの姿勢を取るのは考えにくいので、外出先で時間がある際に操作する場面での姿勢(例えば電車待ち、待ち合わせ)が当てはまる。

それと相反するのが「寝て(横向け/仰向け)」。「立って静止」はビジネス面での利用が多いからか男性の方が、「寝て(横向け/仰向け)」は自宅での利用スタイルが多いことから女性の回答事例が多いのは興味深い。「寝て(うつ伏せ)」も合わせ、女性は男性よりも寝床やソファーに寝転がりながらのスマートフォン操作が多いようだ。

また世間一般に問題視されている「歩きながら」は男女とも2割強。場面によっては非常に高いリスクを伴い、健康云々どころではなく、ケガすら負いかねない。くれぐれも注意されたい。

ついしてしまう、良くない姿勢


一方操作の過程で、身体には良くないとされる姿勢も多分にしてしまっているようだ。

↑ スマートフォン操作の際に、ついしてしまう姿勢はあるか(複数回答、スマートフォン使用者限定)
↑ スマートフォン操作の際に、ついしてしまう姿勢はあるか(複数回答、スマートフォン使用者限定)

猫背、うつむいた状態、長時間同じ姿勢、目を近づけすぎ、いずれも女性の方が自覚率は高い。特にうつむきと目を近づけすぎについては10%ポイント以上もの差が男性との間に起きている。直上のグラフにもある通り女性は男性と比べて、横になりながらの操作事例が多いため、つい姿勢も悪くなってしまうのだろう。

逆に「良い姿勢を維持している」との自覚率も男性は3割なのに対し、女性は1割強でしかない。具体的な問題のある姿勢への回答も合わせ、女性はスマートフォン使用時に「まずい姿勢をしているな」という自覚を多分に持っていることが分かる。



詳しくは別の記事で解説することになるが、そしてパソコンの利用時にもいえるこどだか、身体に負荷のかかる姿勢でのスマートフォンの使用は、目の疲れや肩こり、腰の痛みなど、各部位へのトラブルの原因になりうる。ソーシャルメディア上のやり取りに疲れてしまうことを「SNS疲れ」と呼び、特に最近では「Facebook疲れ」が話題に登っているが、それ以前の問題でスマートフォンの利用そのもので疲れ、身体へのトラブルが生じかねない。

便利で持ち運びでき、いつでも使えるからこそ、操作時の姿勢には気を付けたいものである。


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