大幅売り超し約7000億円超…海外投資家、4週連続の売り超し(14/02/06)

2014/02/06 17:00

東京証券取引所は2014年2月6日、2014年1月27日から1月31日(1月第4週)分にあたる株式投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は9兆0804億0777万7000円な一方で、買い総額は8兆3401億8190万1000円。差し引きで7402億2587万6000円の売り超しであることが確認された。これは先週から継続して4週連続の売り超しとなる。法人は買い超しに転じ、個人は買い超しを継続、証券会社は買い超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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1月27日から1月31日における各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……9300億5063万7000円/1兆0964億5263万9000円(1664億0200万2000円買超)
・個人……3兆4899億9523万7000円/4兆1099億8090万9000円(6199億8567万2000円買超)
・海外投資家……9兆0804億0777万7000円/8兆3401億8190万1000円(7402億2587万6000円売超)
・証券会社……2476億2384万7000円/2853億2694万5000円(377億0309万8000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

12月30日-30日……613億2164万6000円買超
2014年1月6日-10日……1593億2564万6000円売超
1月14日-17日……371億3424万4000円売超
1月20日-24日……2329億5945万4000円売超
1月27日-31日……7402億2587万6000円売超

今回計測週は中国の経済指標の悪化をトリガーにした新興国の景気後退懸念に始まり、アメリカの量的緩和策縮小継続でさらに新興国不安が底上げされ、為替は大きく円高に振れると共に株価は下落を加速させる勢いとなった。取引額は売り買い共に前週から膨らんでいるが、買いに対して売りの増え方が大きく上回り、結果として売り超しになった形である。この勢いなら、相場全体が軟調に推移してしまったのも納得が行く。なおこれで海外投資家の売り超しは4週連続という計算になる。トレンドとしても売り超しの流れが主流に見える。

次回計測週、つまり現在進行週では株価を引き下げる要因は前回週から継続し、さらにアメリカの経済への先行きを不安視させる経済指標が相次ぎ発表されたことを受け、為替、市場共に不安定な状態にある。市場の雰囲気的な面もあわせ、恐らくは次週もまた小さからぬ額の売り超しが成されていることだろう。対外要因が主な原因であるだけに、ここは静観しながら嵐が過ぎ去るのを待つのが最良のようだ。風林火山ならば「山」のターン、だろうか。


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