大学初年度の平均納入金は156万円、私立はプラス20万円

2014/01/23 08:30

ソニー生命保険は2014年1月15日、子供の教育資金と学資保険に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団のうち大学などに通う子供の親では、その大学への初年度の納入金として支払った平均金額は156万円であることが分かった。学校種類別では私立大学が最も高く、次いで短期大学・専門学校、国公立大学の順となっている(【発表リリース:子どもの教育資金と学資保険に関する調査】)。

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今調査は2013年12月6日から10日にかけて、大学生以下の子供(複数時は長子)がいる20-69歳の男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。回答者の性別・子供の性別・子供の学校種類で16分割し、ほぼ均等割り当て。調査協力会社はネットエイジア。

乳幼児から大学卒業、場合によっては会社勤めをしてからも、何かと子供への金銭的な負担が生じる。中でももっとも金額がかかるのが大学入学時に必要となる入学金など。今件では大学などに通う子供を持つ回答者に限定し、その子供の初年度の納入金(入学金以外に授業料、教材費など)として、いくらかかったかを尋ねている。

↑ 大学などの初年度納入金(入学金・授業料・教材費など)として、いくら払ったか(自由回答、大学などに通う子供の親限定)
↑ 大学などの初年度納入金(入学金・授業料・教材費など)として、いくら払ったか(自由回答、大学などに通う子供の親限定)

ボリュームゾーンは100-149万円で37.2%。150-199万円の20.7%と合わせると、100万円台で6割近くを占める計算になる。50万円未満も5.4%と少数だがいる一方で、300万円を超える回答も1割近く見られる。平均金額は156万円。2年目以降は入学金は不必要で教材費もやや削ることができるものの、これに子供宛の仕送りやこづかいも加わるとなると、大学4年間でかかる教育資金は数百万円はざら。万一留年するともなれば、さらに年ベースで上乗せされることになる。

もっともこの金額も、大学の種類で大きな違いを見せる。

↑ 大学などの初年度納入金・平均額(学校区分別)(万円)
↑ 大学などの初年度納入金・平均額(学校区分別)(万円)

一般的に大学生活で必要となる学費全般は、私立大学が高く、国公立大学は安いと言われている。その話の通り、今件調査でも私立大学は一番高く176万円、次いで短期大学・専門学校が140万円、そして国公立大学は115万円となり、最大で60万円強もの差が出ている。

もちろんこれは単年ベースでの話で、4年(+α)となれば、累計で大きな差が生じる。ちなみに今調査対象母集団では、子供が小学生から社会人になるまでに必要だと思う教育資金の平均額は1229万円となっている。大学生の時にかかる費用が多分を占めるが、高校生まででもそれなり以上の学費が必要となる。子供を持つ親としては、子供を大学まで通わせる場合、どれほどの金額がかかるのか、事前に用意する必要があるのかについて、できるだけ早いうちに把握し、計画的な貯蓄をしておく必要があるだろう。


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