大発会の週は大きく売り超し…海外投資家、11週ぶりの売り超し(14/01/17)

2014/01/17 17:00

東京証券取引所は2014年1月17日、2014年1月6日から1月10日(1月第1週)分にあたる株式投資部門別売買状況を発表した。その公開内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は8兆4028億9253万0000円となった一方で、買い総額は8兆2435億6688万4000円となり、差し引きで1593億2564万6000円の売り超しとなった。これは先週から転じて11週ぶりの売り超しとなる。法人は売り超しに転じて、個人は買い超しに転じ、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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1月6日から1月10日、大発会も含めた今年第一週目の動向は次の通り。

・法人……7349億1486万4000円/7016億6000万0000円(332億5486万4000円売超)
・個人……3兆6579億万6366万2000円/3兆9585億9411万6000円(3006億3045万4000円買超)
・海外投資家……8兆4028億9253万0000円/8兆4028億9253万0000円(1593億2564万6000円売超)
・証券会社……3141億0848万6000円/3106億5536万6000円(34億5312万0000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

12月9日-12月13日……7052億2234万3000円買超
12月16日-20日……8803億2647万2000円買超
12月24日-27日……4474億7993万8000円買超
12月30日-30日……613億2164万6000円買超
2014年1月6日-10日……1593億2564万6000円売超

今回計測週は大発会を含めた今年初の週だが、その大発会当日以降、昨年末までの上昇相場で上げた分の利益確定売りがかさみ、さらに円高が進んだことを受け、概して安値での展開となった。そして週後半は米雇用統計の発表を目前にひかえ積極的な買いが敬遠される形となり、これもまた市場の軟調さを後押しした。

該当週の海外投資家動向だが、フタを開けてみると前回週からは転じての売り超しに。ここ数週間の動きをさかのぼると、少しずつ買い超し額が減少していき、今回週できっちりと売り超しに転じているあたり、予定調和的な感すら覚えてしまう。今回週は法人、証券も売り超しが確認されており、個人投資家がその分を吸収する形で買いこんだようだ。

次回計測週だが、先週から引きずっていた米雇用統計が大雪の関係を多分に受けて大きな動きを示し、それが相場にも影響を与えることとなり不安定な流れが続いた。売り超しを継続することになるのか、買い超しに再び転じるのか、正直今の時点では予想がつきにくい。また買い超しということになれば、相場観も少しは好転するのだが。


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