「こんな事してみたい」タブレット型端末を欲しい人が思う利用スタイル(2015年)

2015/01/16 16:08

ライフメディアのリサーチバンクが2015年1月14日に発表したタブレット型端末に関する調査結果によると、調査対象母集団のうち現在タブレット型端末を利用していない人で具体的に購入を検討している人、あるいは今後欲しいと思っている人において、将来自分がタブレット型端末を保有した時に利用するであろうシーンとしてもっとも多くの人が挙げたのは「自室でくつろいでいる時に」だった。5割以上が同意を示している。次いで「外出先で情報が必要な時に」「ベッドでくつろいでいる時に」「外出先での暇つぶし」が続く。概してビジネスや勉強などでは無く、プライベート・ホビー系での用途に使う意見が多数を占めている(【発表リリース:タブレット端末に関する調査(2015年)】)。

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今調査は2014年12月26日から2015年1月7日にかけて10代から60代の男女に対してインターネット経由で行われたもので、有効回答数は2400件。男女比、10歳区切りの世代構成比は均等割り当て。

今調査を基にした先行掲載記事【タブレット型端末の保有率22%、非保有者も1/3は「今後欲しい」(2015年)】で解説の通り、現時点では22%の人がタブレット型端末を保有し、78%の人が未所有。そしてその未所有者のうち4割近くが、現在購入検討者も含め、タブレット型端末を欲しいと考えている。

↑ 今後、タブレット型端末を購入・利用したいか(現在持っていない人限定)(2015年)(再録)
↑ 今後、タブレット型端末を購入・利用したいか(現在持っていない人限定)(2015年)(再録)

この「現在タブレット型端末は持っていないが、購入検討者、あるいは欲しいと思っている」人達に、タブレット型端末を購入したらどのようなシーンで使うつもりなのかを聞いた結果が次のグラフ。

↑ タブレット型端末を利用するとしたら、どのような時に利用したいか(2015年)(複数回答、タブレット型端末を購入予定、欲しいと思う人限定)
↑ タブレット型端末を利用するとしたら、どのような時に利用したいか(2015年)(複数回答、タブレット型端末を購入予定、欲しいと思う人限定)

最上位は「自室でくつろいでいる時に」で51.5%。別途「ベッドでくつろいでいる時に」があるので、就寝前以外の自室内での「まったりタイム」が該当する。読書をしたり音楽を聴くような感覚で、仕事や勉強など深いことを考えずにのんびりと過ごす時間の友として、タブレット型端末を愛用したいと考えていることになる。

次いで多いのは「外出先で情報が必要な時に」で30.9%。同じ外出先での用途として「外出先での暇つぶし」が27.2%で第4位にある一方、「外出先で仕事のツールとして」の回答率は15.4%に留まっており、外出先での利用もプライベートな時間のパートナーとしての利用が多数を占めていることになる(情報取得はプライベート、仕事の両用と考えられるが、多分に前者が占めるのだろう。後者ならば「仕事のツール」に含めて考えるのが普通だからだ)。

旅行先でのタブレット機使用その他においても、元々提示された選択肢の内容も一因だが、多分にプライベート、ホビー的な利用が多数を占めており、仕事や勉強、作業などの用事向けツールとしての利用を想定する意見は少ない。また同時に、そのほとんどがスマートフォンでも可能で、タブレット型端末なら(大きさによる機動力の低下を除けば)より快適になる項目が上位についているのが分かる。タブレット型端末は「ハイグレードで持ち運び可能なエンタメ端末」との認識をされているのだろう(それ自体は決して間違いではない)。

男女別に見ると、「自室でのくつろぎ」「ベッドでのくつろぎ」「家族や友人と話しながら」のようなプライベート性の強い項目では女性が、「電車などでの移動中」「勉強、仕事をしながら」「仕事のツールとして」のような仕事・勉強そのものやそれに付随する行動では男性が、それぞれ異性よりも高い回答率を示している。男女それぞれにおけるタブレット型端末への想定利用スタイルの違いが見えてくるのと共に、恐らくはスマートフォンでも同じような利用性向の違いが出ているであろうことを容易に想像させる。むしろ、スマートフォンでその違いがあるからこそ、タブレット型端末でも同じような傾向が出るのだと考えた方が道理は通る。

「では実際に、タブレット型端末を利用している人はどのような使い方を…?」と思うのが人の性(さが)なのだが、残念ながら同選択肢を用いた利用者への設問は、今調査結果では用意されていない。未利用者の願望と、既利用者の実態の差異を見てみたいものだ。


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