公務員24%、技術系会社員13%、そして1/4近くは…新成人の就業願望を探る

2014/01/12 14:00

マクロミルは2014年1月8日に同社公式サイトにおいて、2014年に成人式を迎えることになる新成人を対象とした各種調査の結果を発表した。それによれば調査対象母集団では、将来就きたい仕事の最上位は「公務員」だった。24%の人が望んでいる。次いで技術系会社員、サービス系会社員が続いている。一方回答時点で「分からない」とする人も24%確認できる(【発表リリース:2014年 新成人に関する調査】)。

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今調査は2014年成人式の参加対象となる人を対象に、インターネット経由で2013年12月5日に行われたもので、有効回答数は500人。男女比は1対1。

調査対象母集団では回答時の就業・就学状態では仕切りが無いため、間もなく就業する人以外に、回答時点ですでに就職している人もいれば、働く時期がかなり後程までずれ込む人もいる。それらをすべてまとめ、将来どのような仕事に就きたいかを聞いた結果が次のグラフ。もっとも自分の考えに近い選択肢を選んでもらっている。

↑ 将来どのような仕事につきたいか(択一)
↑ 将来どのような仕事につきたいか(択一)

最上位は公務員で24.4%。新成人の1/4は公務員の職に就くことを望んでいる。前年からは2.2%ポイントアップしており、堅実志向が増加している感はある。

次いで多いのは技術系会社員の13.1%、サービス系会社員8.2%、事務系会社員の6.9%と続く。同じ会社員でも労務系会社員は1.1%に留まっており、会社員は概してホワイトカラーが好まれているようだ。

他方、「分からない」とする意見も23.8%と1/4近くに達している。新成人の歳となればすでに就職している人もおり、また学生時分でもある程度以上将来の方向性を定めてなければならない時期のはず。それでもまだこれだけの人が、具体的な「自分の働く姿」をイメージできないでいる。雇用市場が厳しいからなのか、あるいはモラトリアムの延長を望んでいるのか、果ては現実逃避しているのか。詳しい内情の設問は無いため、その内側までは分からない。

ちなみに今調査に関して過去の分、設問が用意されていた2011年分以降の全データを基に経年変化を見たのが次のグラフ。

↑ 将来どのような仕事につきたいか(択一)(2011-2014年)
↑ 将来どのような仕事につきたいか(択一)(2011-2014年)

会社員は系統ごとに年によって順位に差が生じてるが、概して公務員の次に高人気であることに違いは無い。もっとも最近では事務系よりサービス系に人気が集まっているようだ。また自由業は漸減し、自営業が漸増しているのも興味深い。

そして公務員の回答率が毎年上昇し、新成人の安定志向化が堅甲なものとなりつつあるのもうかがえる。公務員と一言でまとめているが、その内は多種多様で、一概に同じようなイメージを思い浮かべると多分に後悔する羽目になるのだが……。

最新の2014年においては、具体的に「地方公務員」「教員」を希望する人が多いとのこと(リリース内記述より)。他項目で確認されている、新成人のライフスタイル「安定志向」「平穏」を求めるには、公務員の中でもこのような職種が好まれるという認識なのだろうか。


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