他を使っていてもFacebookが一番…米ソーシャルメディア利用者の併用状況をグラフ化してみる

2014/01/15 08:30

アメリカの大手民間調査機関【Pew Research Center】は2013年12月30日付で、同国内のソーシャルメディアの利用状況を調査したレポート【Social Media Update 2013】を発表した。それによると主要ソーシャルメディアにおいては、Facebookが単独としてだけでなく、他のサービスとの併用においても、もっとも良く使われていることが分かった。他サービスの利用者のうち8割から9割が、Facebookも併用していると答えている。

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今調査の調査要項は先行記事【より米社会に浸透するソーシャルメディア…Facebookとツイッターの米利用性向をグラフ化してみる】にて確認のこと。その記事にある通り、今調査対象母集団のうちインターネット利用者では、7割強の人がFacebookを利用している。

↑ ソーシャルメディア利用経験(米、ネット利用者限定)(再録)
↑ ソーシャルメディア利用経験(米、ネット利用者限定)(再録)

他ソーシャルメディアと比較しても、その圧倒的な利用・普及状況が分かる。

このFacebookの優位性は、単純な普及度合いだけでなく、他のソーシャルメディアとの併用状況でも確認されている。次のグラフは主要5ソーシャルメディアにおける併用度合を示したもの。例えばツイッターを使っている人はツイッターだけを使っているのか、他にInstagramやFacebookも併行して使っているのか、という状況を確認できるものである。

↑ 各ソーシャルメディア利用者における併用利用の他ソーシャルメディア(米、2013年8月)
↑ 各ソーシャルメディア利用者における併用利用の他ソーシャルメディア(米、2013年8月)

一目で分かるのは、Facebookの併用性の高さ。他の4つのソーシャルメディアの利用者いずれもが8割台から9割台でFacebookも使っている。実質的には例えば「とりあえずFacebook、そしてツイッター」的な状況といえる。

そのFacebook自身では、他のサービスの併用具合は2割程度でしかなく、Facebook利用者は多分にFacebookのみを使い、他のサービスには見向きもしない状況がうかがえる。少し前にFacebookの普及状況に関して色々と話が持ち上がったが、少なくとも今件データを見る限り、ソーシャルメディアにおいて「定番中の定番」的なポジションはゆるぎないもののように見える。

またFacebookの動向以外に興味深い動きを示しているのは、ツイッターとInstagram。Instagramは他のソーシャルメディアとの連動性が高い、動画や写真の共有アプリ。ツイッター以外にFacebookやTumblrなどとの連動性も有しているが、Facebook以外ではツイッターとの相性が飛び切り良いようである。レポートでも「Facebook絡み以外では最高の相性を見せている」と特筆しており、注目に値するものとみなされている。

日本ではInstagramの普及はアメリカほどではない。しかしツイッターの普及率がアメリカより高い現状を見ると、相性の良いInstagramもまた、次第に普及率を高めていくのだろうか。


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