2018年の新成人は123万人・前年と変わらず…新成人人口の推移をグラフ化してみる(最新)

2017/12/31 17:55

2017-1231総務省統計局は2017年12月31日、2018年1月1日現在における「戌(いぬ)年生まれ」の人口と「新成人」の人口の推計データを発表した。それによれば戌(いぬ)年生まれの人口は976万人で、新成人の人口は123万人との推計となり、新成人の数は去年2017年と比べると同じ値となった。また昨年に続き8年連続で総人口に占める新成人の割合が1%を割り込むことも確認されている(【発表リリース:「戌(いぬ)年生まれ」と「新成人」の人口-平成30年 新年にちなんで- (「人口推計」から)】)。

スポンサードリンク


戌年生まれの人口は976万人で、そのうち男性は475万人・女性は502万人。総人口1億2660万人に占める比率は7.7%。出生年別に見ると、2018年中に48歳になる昭和45年(1970年)生まれの人が189万人でもっとも多い。次いで多いのは昭和33年(1958年)生まれの人で154万人。また戌生まれの人口は十二支の中ではもっとも少ない人数となっている(一番多いのは丑(うし)年生まれで1097万人)。

一方、新成人(2017年中に成人に達した人、2018年1月1日現在20歳)の人口は123万人。男性が女性より3万人多い。

↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)
↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)

↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)(21世紀分)
↑ 新成人人口推移(万人)(各年1月1日現在)(21世紀分)

新成人の人口推移を見ると、グラフ左側にある1970年が一番多い。これは第一次ベビーブーム世代が成人に達したのが原因。その後減少を続けているが、1980年以降再び増加に転じ、第二次ベビーブーム世代の人が成人に達する1995年前後にピークを見せる。その後減少傾向を再開し、今はそれが継続中の状態にある。

今回発表された2018年の新成人123万人は、データが残っている範囲では過去最低値を記録した2014年・2016年におけるの121万人からは2万人多い。水準的には2011年から2012年と近い、そして前年と同じ値となる。新成人の総人口比も0.97%と前年から変わらず。また昨年同様に総人口比で1%未満(2つ目のグラフで確認できるが、8年連続の状況)は継続中。

なお国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、今後の新成人人口は減少傾向で推移し、2025年には110万人を下回る108万人(男性55万人、女性53万人。総人口比0.88%)になると見込まれている。

グラフ上、1987年に大きなへこみが生じているのが目に留まる。これは昭和41年・丙午年生まれの人が成人した年。いわゆる「丙午信仰・迷信」により出産数が極端に少なかったことに起因するもの。これが主な原因で、上記にある通り十二支では丙午生まれの人口がもっとも少なくなっている。このように視覚化すると、ここまではっきりとした動向が確認できる次第である。歴史的事実として覚えておくとよいだろう。


■関連記事:
【日本の出生率と出生数をグラフ化してみる(最新)】
【高齢者人口3514万人で過去最多、総人口比は27.7%に(2017年・敬老の日)】
【2055年には1億人割れ…日本の人口推移をグラフ化してみる(高齢社会白書)(最新)】
【2050年の日本人口推計は9515万人・首都圏や中部圏に集中化へ…地域別人口推計をグラフ化してみる】
【2100年には8400万人に…国連予想による日本の2100年までの人口推移をグラフ化してみる(最新)】

スポンサードリンク


関連記事



▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2018 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー