スマホゲームの「平均」課金額は月額1400円、ただし過半数は…

2013/12/30 14:00

サイバーエージェントは2013年12月25日に、同社の連結子会社CyberZが行ったスマートフォンのゲームユーザーに係わる動向調査結果を発表した。それによると調査対象母集団では、アプリゲームのプレイによる平均的な月次課金額は1400円足らずであることが分かった。ただし回答の分散状況を見ると、回答者の過半数は300円未満で、一部の高額課金プレイヤーが平均値を引き上げている実状がうかがえる(【発表リリース:CyberZ、スマートフォンゲームユーザー動向調査を実施】)。

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今調査は2013年12月9日から11日に渡り、日常的にスマートフォンのゲームで遊んでいる15-69歳の男女を対象にインターネット経由で行ったもの。有効回答数は700人。男女比、世代構成比などは未公開。iPhone・Android比は1対1。今件回答項目ではシステムレベルでのゲームのタイプ区分が成されているが、具体的には「アプリ(AppStoreなどからダウンロードして遊ぶゲーム)」と「ブラウザゲーム(Ameba、GREE、Mobageなどのマイページから遊ぶゲーム)」に二分されている。

スマートフォンでゲームを遊ぶ人、及びそのプレイヤーを子供に持つ保護者にとって気になるのが、ゲームの課金額。子供は自由自在に遊びまくりたいと思う一方で、保護者は極力額を抑えさせたい。両者の意図があまりにも食い違い衝突すると、保護者のカードを勝手に使って後程思いもしない高額請求がなされてしまう悲劇が生じることもある。

今調査対象母集団に対し、月額のスマホゲームでの課金額を尋ねた結果が次のグラフ。最多回答層は300円未満で57.0%。次いで1000円から5000円未満が13.5%。500円から1000円未満が12.0%という結果となった。

↑ 月額平均課金額
↑ 月額平均課金額

切り口を変えれば、月額1000円未満の人が8割を占める形となる。通信利用料にどこまで上乗せできるかを考えれば、保護者サイドとしても1000円台位までが妥協できる範囲だろうか。

一方、これを遊んでいるゲームのシステムタイプ別に再整理したのが次のグラフ。さらに回答値の各項目の中央値を基に平均額を算出したグラフも併記した。

↑ 月額平均課金額(遊んでいるタイプ別)
↑ 月額平均課金額(遊んでいるタイプ別)

↑ 月額平均課金額(遊んでいるタイプ別)(概算平均額、円)
↑ 月額平均課金額(遊んでいるタイプ別)(概算平均額、円)

最下層区分の回答率が「アプリのみ」では6割を超えているのに対し、「ブラウザのみ」では4割程度に留まっていることからも分かる通り、「ブラウザのみ」のプレイヤーの単価がかなり高めに出ている。上記の定義からも分かる通り、「ブラウザゲーム」をプレイしている人は、他のゲームが目に留まる機会も多く、それだけ誘惑にかられ、手を伸ばしてしまう可能性が高いからだと思われる。また「5000円-10000円未満」「10000円以上」といった高額利用者の比率も高めに出ており、ハードなプレイヤー(多分に成人だろう)が金銭面で注力できるようなゲームが、ブラウザゲームには多数存在すると考えれば道理は通る(特にカード収集系ゲームにその傾向が強い)。

プレイヤー自身がすべて課金を支払うのなら自己責任で済むが、未成年者が保護者に支払ってもらわねばならないような状況に陥るのは、あまり良い話ではない。くれぐれも適切な利用額を心掛けるようにしてほしい。まったく別の業界でのキャッチコピーだが、まさに「ご利用は計画的に」というものだ。


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