7000億円超の大幅買い超しへ…海外投資家、7週連続の買い超し(13/12/19)

2013/12/19 17:00

東京証券取引所は2013年12月19日、同年12月9日から12月13日(12月第2週)分にあたる株式投資部門別売買状況を発表した。その公開内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆8266億7489万5000円となった一方で、買い総額は7兆5318億9723万8000円となり、差し引きで7052億2234万3000円の買い超しとなった。これは先週から継続して7週連続の買い超しとなる。法人は買い超しに転じ、個人は売り超しに転じ、証券会社は売り超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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12月9日から12月13日の各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……6544億5777万1000円/8988億4684万1000円(2443億8907万0000円買超)
・個人……3兆9857億8032万7000円/3兆6947億3105万8000円(2910億4926万9000円売超)
・海外投資家……6兆8266億7489万5000円/7兆5318億9723万8000円(7052億2234万3000円買超)
・証券会社……3300億6106万0000円/3157億6075万2000円(143億0030万8000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

11月11日-15日……1兆1720億5974万5000円買超
11月18日-22日……6476億5729万1000円買超
11月25日-29日……2696億9759万3000円買超
12月2日-12月6日……781億8343万5000円買超
12月9日-12月13日……7052億2234万3000円買超

今回計測週ではアメリカの量的緩和策縮小の噂が広まり、これがリスク資産回避の動きを起こし、市場は概して軟調。週末にはやや戻したものの、多分に噂と為替に振り回される形となった。

該当週の海外投資家動向を見ると、前回週と比べてケタ違いに買い超し額が大きい買い超しとなり、一気に買い進まれたことが分かる。市場動向としてはややマイナス圏での値動きだったことから、やや不思議な感もある。ともあれ、市場の雰囲気を形成する一要素としては、大きく買い超されている状況はポジティブに違いない。

次回発表、つまり現在進行週では、前週で最大の相場変動要因だったFRBによる量的緩和策の縮小の噂について、国債などの買い入れ規模を現行の850億ドル/月から750億ドル/月に減らすことを決定した(テーパリング)。一方でゼロ金利政策は維持されることとなった(失業率の基準が6.5%を切るまで継続するとしている)。今のところこれらの決定は市場にはポジティブに受け止められているが、海外投資家はどのような動きを示しているだろうか。次週発表の今回週動向が気になるところだ。

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