子供部屋の環境、テレビは寛容、ネットは年相応、ドアにカギはアウト!?

2013/12/16 15:30

セルコホームが2013年12月10日に発表した「子供の成長と住宅選び」を題材とする調査結果によると、高校生以下の子供を持つ中堅層までの世帯の調査対象母集団においては、自分の子供の子供部屋にテレビを置いても良いと考えている人は7割近くに登ることが分かった。2割強は子供が何歳からでもOKとしている。一方でインターネット環境は2/3近くが「与えても良いが年相応になってから」としており、無条件での解放派は1割にも満たない。さらにドアに鍵をかけることについては6割近くが反対の意を示していた(【発表リリース:「子どもの成長と住宅選びに関する調査」】)。

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「子供部屋に勉強机」は96%がOK


今調査は2013年11月21日から26日に渡って、高校生以下の子供がいる25歳から44歳の男女に対して、携帯電話を用いたインターネット経由で実施されたもの。有効回答数は2000人。男女比・5歳区切りの世代区分で均等割り当て。一戸建て・集合住宅居住比率は51.2対48.8。調査実施機関はネットエイジア。

子供専用の部屋、子供部屋について(まだ与えていない人の場合は仮に与えたとした上で)、勉強机やテレビ、インターネット環境、さらにはドアに鍵といった環境を与えて良いか否かを聞いた結果が次のグラフ。

↑ 以下の子供部屋の環境について、子供に与えて良いと思うか
↑ 以下の子供部屋の環境について、子供に与えて良いと思うか

子供部屋に引きこもることがないよう、勉強机を与えずにリビングなどで勉強させるという保護者もいるようだが、少なくとも今調査対象母集団ではほとんどの人が「子供部屋に勉強机を置き、子供部屋の中で勉強させる」という点には同意を示している。1/4強はいつでもOK、7割近くは時期次第。

テレビについてはいつからでも良いとする放任派が21.7%いる一方、置いてはいけないとする反対派も32.4%おり、他の選択肢と比べると二極化している。子供とテレビの関係において、保護者間でも意見が分かれているようすがうかがえる。インターネット環境も似たようなものだが、「時期を見て許可を出す」との意見が多数派を占めている。「必要だが、時期尚早なタイミングで許可を出すのは良くない」との考えなのだろう。

ドアに鍵をかけられるようにすることについては、58.3%が反対の意見を表明している。多分に子供側からのリクエストによるものだが、閉じこもりや影でリスクの高い行動をされる可能性を考慮すると、保護者としては拒絶したくなるのも理解はできる。

ネットやテレビは中学生になってから!?


「時期が来たらOK」と回答した人に、具体的な許可のタイミングを聞いた結果が次のグラフ。

↑ 以下の子供部屋の環境について、子供に与えて良いと思うか(それぞれ時期条件付きでOKとした人限定)
↑ 以下の子供部屋の環境について、子供に与えて良いと思うか(それぞれ時期条件付きでOKとした人限定)

↑ 以下の子供部屋の環境について、子供に与えて良いと思うか(それぞれ時期条件付きでOKとした人限定)(平均許可年齢)
↑ 以下の子供部屋の環境について、子供に与えて良いと思うか(それぞれ時期条件付きでOKとした人限定)(平均許可年齢)

勉強机については時期条件を出した人でも、早期に許可を与える人が圧倒的。3/4近くが学校に上がった時点で問題なしとしている。一方でドアに鍵・テレビ・インターネット環境は大体が中学生以上で初めて解放とする意見が大多数となっており(ややテレビが寛容な位)、平均許可年齢も12歳代。これは中学一年生の年齢であり、納得も行く。

細かい部分を見ると、ドアに鍵が一番条件がキツい。元々許可を出す人の割合も一番低めだが、制限付きでOKを出した人でも、解放タイミングは一番遅いものとなっている。引きこもりやリスク行動の可能性を考えれば、理解も出来るのだが。



子供の立場から考えれば、自分だけの空間となる子供部屋には、各行動を完結できる機材が欲しくなるのは当然の心境。歳と共に心身共に成長し、保護者の干渉を受けたくない、気恥ずかしいという想いも増してくるため、各機材・環境への願いはさらに強くなる。

特にドアへの施錠は、自分が「個の存在」として認められた証と子供自身が見る場合もあるため、保護者としても十分な配慮が必要。安全性を取るか、子供の心境・自主性を尊重するか。子供とよく話し合って決定すべきだろう。


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