1000億円を割り込むも買い超し継続中…海外投資家、6週連続の買い超し(13/12/12)

2013/12/12 16:30

東京証券取引所は2013年12月12日、同年12月2日から12月6日(12月第1週)分にあたる株式投資部門別売買状況を発表した。その公開内容によると該当週に海外投資家が株を売った総額は7兆0493億7617万6000円となった一方、買い総額は7兆1275億5961万1000円となり、差し引きで781億8343万5000円の買い超しとなった。これは先週から継続して6週連続の買い超しとなる。法人は売り超しを継続し、個人は買い超しに転じ、証券会社も買い超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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12月2日から12月6日の各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……8813億4704万0000円/8670億1517万5000円(143億3186万5000円売超)
・個人……3兆9719億9450万8000円/4兆0065億5463万8000円(345億6013万0000円買超)
・海外投資家……7兆0493億7617万6000円/7兆1275億5961万1000円(781億8343万5000円買超)
・証券会社……3063億0499万3000円/3136億2456万3000円(73億1957万0000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

11月5日-11月8日……2099億1754万9000円買超
11月11日-15日……1兆1720億5974万5000円買超
11月18日-22日……6476億5729万1000円買超
11月25日-29日……2696億9759万3000円買超
12月2日-12月6日……781億8343万5000円買超

今回計測週では火曜以降は為替がやや円高方向に動いたことに加え、アメリカの雇用統計発表を前に大きな取引を控える動きが強まり、そして先週までの高値展開の調整・利益確定の売りがかさんだことで、概して安値展開となった。

該当週の海外投資家動向を見ると、前回週からさらに買い超し額を減らし、1000億円未満となったものの、一応買い超しの立ち位置は維持している。他の3部門では個人と証券会社が売りから買いに転じたが、売り買いの差はさほどのものでなく、どの部門も売買の方向性については様子見の気配が強い。

次回発表、つまり現在進行週では、前半がアメリカの雇用統計の堅調さを受けて大きく買い進まれたものの、その反動、さらには為替が円高にぶれたこと、そしてアメリカにおける金融政策の動向への懸念から売りがかさみ、概して下げる形で推移している。来週のFOMCが終わるまで、不安定な動きが続くものと思われる。それに伴い各部門の売買動向も微妙な変化を見せるかもしれない。

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