「LINEちょうだい」LINE利用の若年層では6割が利用

2013/12/09 14:30

ジャストシステムは2013年12月5日付で、若年層におけるモバイル端末を使用したコミュニケーションサービスに係わる調査結果を公開した。その内容によると、スマートフォンを所有し主にLINEアプリを用いる若年層では、LINEで連絡が欲しい時に「LINEで連絡ちょうだい」よりも「LINEちょうだい」との言い回しを使う人が多いことが分かった。「LINEするから」を使う人は3/4を超える。利用者間では「LINE」が特定サービスを指す固有名詞としてだけではなく、そのサービスを用いる行動を示す名詞的に使われていることがうかがえる(【発表リリース:もはや一般名詞!?若者の6割以上が「LINEで連絡ちょうだい」ではなく「LINEちょうだい」】)。

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今調査はインターネット経由で2013年11月27日から29日に渡って、15歳から29歳の男女に対して行われたもの。有効回答数は800人で、男女比及び世代構成比(10代・20代)は均等割り当て。

今調査対象母集団のうち、LINEアプリを他の主要コミュニケーション系サービス(Facebook、ツイッター)よりも多用しているスマートフォン利用者に対し、日常生活におけるLINEに関する言葉の使い方について聞いた結果が次のグラフ。要はLINEに関する行動をうながしたり、自分の行動を相手に示す際に、「-で連絡」を入れるか否か、言い換えれば「LINE」を特定サービスの固有名詞ととらえるか、それともそのサービスを用いた行動様式を示す名詞としてとらえるかの違いである。

↑ 日常生活におけるLINEに関する言葉のやりとり(LINE利用者限定)
↑ 日常生活におけるLINEに関する言葉のやりとり(LINE利用者限定)

今調査対象母集団では76.2%が「LINEで連絡するから」ではなく「LINEするから」、71.5%が「LINEで連絡しておいて」ではなく「LINEしておいて」、そして60.1%が「LINEで連絡ちょうだい」ではなく「LINEちょうだい」を多用すると答えている。

いずれも実質的に「で連絡」を抜くか否かの違いだが、多少の利用度の差異が生じているのは興味深い。命令(しておいて)や意思伝達(するから)より、懇願(ちょうだい)で使う事例の方が、相手への敬意・誠意を少しでも受け取ってもらい、希望がかなえられるよう、省略形を使う度合いが下がるのかもしれない。

一方でいずれにせよ、若年層でLINE多用者という縛りはあるものの、「LINE」という言葉が「電話」や「お茶」と同様に、行動様式を示すものとして汎用化しつつあることがうかがえる。「電話」の場合はすでに「電話で連絡ちょうだい」「電話で連絡するから」とする言い回しはあまり使われず、「電話ちょうだい」「電話するから」の方が日常的に、ごく普通に使われている。これは電話がどのようなもので、何をするかが世間一般的に、少なくとも語る相手には既知のものとなっており、わざわざ「で連絡」を付けなくても通用するとの判断による用法である。

今件調査の結果を見る限り、「LINE」もまた、そのような浸透普及状況に至る過程にあると見て良いのだろう。


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