「ネット上のみでの知り合いにもハガキの年賀状を贈れるヨ」知ってる人は2割強

2013/11/28 14:30

ライフメディアのリサーチバンクは2013年11月27日に同公式サイト上で、年賀状に関する調査結果を発表した。その調査結果によると調査対象母集団のうち、ソーシャルメディア上の知り合いなどに対し、当人の住所を知らなくても年賀状(紙)を贈れるサービスがあることを知っている人は2割台に留まっていることが分かった。さらに知っている人のうち、利用経験者は1割強でしかないとの結果も出ている(【発表リリース:年賀状に関する調査】)。

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今調査は2013年11月15日から20日にわたって携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもの。有効回答数は1200人。男女比・世代構成比(10代から60代まで10歳区切り)で均等割り当て。

ソーシャルメディアの普及に伴い、リアル(現実、実際)の人物像を知らないものの、知り合い、友達の関係となる「ネット友達」的な人間関係が増えている。その間柄では当然ネット経由でのデジタルな年賀状を贈ることはできるが、サプライズという観点からもリアルな年賀状を贈りたくなるもの。ところがこれまでは、相手の住所・実名を知らない以上、ハガキを贈ることは叶わなかった。

しかし数年前から需要の増加に伴い、安全面を確保した上で、「ネット上のみの知り合い」に対してもリアルな物品を贈れるサービスが増えている。特に年賀状は需要も大きいことから、ポータルサイトやソーシャルメディアが全面的に展開している事例もある。

↑ Yahoo!JAPAN年賀状サービスの場合。リアルな住所以外にツイッターやmixiなどのソーシャルメディアのアカウント所有者にも贈ることが出来る
↑ Yahoo!JAPAN年賀状サービスの場合。リアルな住所以外にツイッターやmixiなどのソーシャルメディアのアカウント所有者にも贈ることが出来る

そこでこのような、「相手のリアルな住所を知らなくてもソーシャルメディア経由で友達や知人に年賀状(紙)を出せるサービスがあること」を知っているか否かを聞いたところ、知っていたのはわずか22.3%に過ぎなかった。

↑ 相手の住所が分からなくてもソーシャルメディアを使って登録してい友達や知人に年賀状(紙)を出すサービスがあることを知っている
↑ 相手の住所が分からなくてもソーシャルメディアを使って登録してい友達や知人に年賀状(紙)を出すサービスがあることを知っている

ソーシャルメディア多用者ならばこのようなサービスの存在が目に留まる機会も多いはずで、その通り若年層の方が認知率は高め。もっとも高い値は20代女性の40%。

ただし他世代よりも頻繁にアクセスしているはずの男性10-20代、女性10代は低い値に留まっているのが気になる。この世代は「ソーシャルメディアによくアクセスする」といっても自分にとって本当に必要な機能部分にしかアクセスせず、他の部分(おしらせなど)にまで注力が払われていないのかもしれない。

さらにこれら認知者に「知ってるなら、使った経験ある?」と聞いた結果が次のグラフ。青系統色が利用経験者エリアだが、想像以上に利用者は少ない。

↑ ソーシャルメディアを利用した年賀状(紙)を出すサービスの利用状況(知っている人限定)
↑ ソーシャルメディアを利用した年賀状(紙)を出すサービスの利用状況(知っている人限定)

利用経験はないが試してみたい人は、認知者の中では1/4強。女性は経験率そのものが低いこともあり、試してみたい人は多めとなっている。

興味深いのは男女とも「知っているけど利用経験はないし、今後も使おうとは思わない」という人がほぼ同率で6割程度となっていること。少なくとも現時点では、ネット上のつながりはネット上のみで、リアルとの関係・連動性は必要ないという認識が多数を占めていることになる。

今後さらにソーシャルメディアの利用率が上昇し、幅広い世代に深く浸透するに連れ、この分野の需要がどのような変化を遂げていくのか。注意深く見守りたいところだ。


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