冬場でもランニングを楽しむ方法

2013/12/01 20:00

薄手の運動着で容易に行動できる夏場と異なり、寒さで外に出ることすらおっくうになりそうな冬場は、体温と外気の温度差が激しい。その結果、ランニングを日々の行動に組み込んでいる人においても、健康上の問題を引き起こしやすくなる。【アメリカロードランナー倶楽部(The Road Runners Club of America)】【Health Day】を介し、冬場にランニングをする人に向けて、次のような各種安全対策をアドバイスしている。

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・走行する自動車や自転車、落ちている枝につまづくなどに対するリスクを減らせるよう、ヘッドホンやイヤホンはつけない(自動車のクラクションや他人の注意する声が聞こえるように)。

・氷が張るほどの寒い日にはランニングはあきらめる(滑って転倒するかもしれない)。もしどうしても外出する時には、摩擦力の高い靴を装着する。

・すぐに日が暮れるので、明るい色、あるいは蛍光系、光を反射するタイプの服を着る。自動車運転手などが気が付くようにするためである。

・重ね着をする。防寒対策に加え、転倒時のリスクを減らせる。

・自分の意志に反して体が震え始めたら、それは身体から熱が奪われているシグナルなので軽視しない。低体温症(hypothermia)の兆候かもしれない。

・自分のランニングコースにおける避難場所をしっかりと把握しておく(体調不良に陥った際の助力を受けられる場所、不意の天候悪化の際の退避場所)。

・自動車でランニングをする場所まで移動する場合には、その自動車の中に毛布や着替えを用意しておく。

ランニングをする際には手持無沙汰となり、また走る際のリズムを整えるという点で、携帯音楽プレイヤーとイヤホンを使い「視聴しながら」走行をしがち。しかし「自動車の携帯電話利用運転」と同じように、視聴している分だけ注意力が散漫になってしまう。リスクを少しでも減らすとの観点では、何もつけずにただひたすら走ることに専念した方が良い。

ランニングできるコースを選ぶ際、川べりや田畑が続く場所など、多分に人気の少ない場所を選んでしまうことが多々ある。しかし自分の身体、あるいは周辺環境に何か異常が生じた際、すぐに助けを求めたり、避難できるように、ランニングコースにおける「避難場所」を事前に把握しておくべきである。

案外重要なのが「自動車などに気が付かれやすい服を着る」。午前中やお昼時ならともかく、昼を過ぎるとすぐに日が落ち、周囲が暗くなってしまう。自転車と違い身体に前照灯をつけるわけにもいかず、着衣で自分の存在を周囲に認知させるしかないため、この発想は欠かせない。【夜間でも反射光でJAF、反射材入りの編み糸「リフレ」の販売開始】などにもある通り、日本でも反射材の働きをする着衣の類は色々と発売されているので、それらを用いるのも一つの手ではある。

冬場のランニングに関する注意事項は、大きく「寒さによる自分自身のミス回避」「日が早く落ちることによる他者との接触リスク」の2つに分けることができる。年中ランニングをしている人、しようとしている人は、「どの道走れば暑くなるし、すぐに戻ってくるから」とばかりに夏場と同じような対応に甘んじることなく、万全の体制で臨んでほしい。


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