1兆円を超える額で買い超し継続…海外投資家、3週連続の買い超し(13/11/21)

2013/11/21 16:15

東京証券取引所は2013年11月21日、同年11月11日から11月15日(11月第2週)分となる株式投資部門別売買状況を発表した。その公開内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆4688億4372万3000円である一方、買い総額は7兆6409億0346万8000円となり、差し引きで1兆1720億5974万5000円の買い超しとなった。これは先週から継続して3週連続の買い超しとなる。法人は売り超しに転じ、個人は売り超しを継続、証券会社は売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

スポンサードリンク


11月11日から11月15日の各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……9141億8492万8000円/8533億4475万4000円(608億4017万4000円売超)
・個人……3兆9016億7813万9000円/2兆7490億2660万3000円(1兆1526億5153万6000円売超)
・海外投資家……6兆4688億4372万3000円/7兆6409億0346万8000円(1兆1720億5974万5000円買超)
・証券会社……2829億9817万9000円/2278億9221万2000円(551億0596万7000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

10月15日-18日……2665億8712万9000円買超
10月21日-25日……242億1827万3000円売超
10月28日-11月1日……2277億6504万6000円買超
11月5日-11月8日……2099億1754万9000円買超
11月11日-15日……1兆1720億5974万5000円買超

文化の日の振り替え休日が月曜日にあったため営業日が1日少なくなった前回週と異なり、今回はフルの5日間が営業日の通常週であるため、出来高そのものは当然前回週と比べて多くなっている。また、アメリカの金融緩和政策の長期化の思惑が伝えられるに伴い、円安ドル高、さらには株価の上昇が連鎖的に発生し、好条件が出そろった形となった。

前回週の終わりで「海外投資家も今回週同様、それなりの勢いで買い超しを続けているに違いない」とコメントしたが、フタを開けてみれば「それなり」どころか「ゴッツイ量で」の買い超しと相成った次第である。この大量の買い超しは主に国内個人投資家が対応したようで、個人の売り超し額が同じく1兆円を超えたのも注目に値する(もっとも法人も前回週の買い超しから売り超しに転じているなどの動きを見せているが)。

記事執筆時点で円ドルの為替相場は100円後半で推移している。もう少し円安ドル高の流れが続けば、さらに海外投資家の買い込みが進むなど、株価のステップアップの材料が整う状況となる。去年の秋以降の円安ドル高、もとい適正レートへの為替の移行も、今年5月位からは小休止の状態が続いている。そろそろ再起動を果たして欲しいものだが。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー