職場での昼食代、平均額は500円玉1枚より上か下か?

2013/11/12 11:30

マルハニチロホールディングスは2013年11月8日付けで、働く人たちの昼食と社員食堂に関する調査結果を公開したが、それによれば就業者のうち昼食を何らかの形で購入している人においては、1回あたり支出平均額は467円であることが分かった。最大回答項目層は500円台となっている。属性別では男性、中堅層、高役職の方が高い傾向が見受けられる(【マルハニチロホールディングス:発表リリース一覧から「ビジネスパーソンのランチと社員食堂に関する調査】)。

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500円台がボリュームゾーン


今調査は2013年9月18日から24日に渡り行われたもので、携帯電話によるインターネット経由、就業者を対象としている。有効回答数は1000件。男女比、世代構成比(20代から50代の10歳区切り)で均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

先行掲載した記事【女性は持参弁当派多数…何をどこで食べるか、働き人の昼食事情】でも解説しているが、就業者で構成される今調査対象母集団では昼食に中食(コンビニやお弁当屋で買った食品を職場で食べる)、外食、社員食堂などを利用している人が多数に及んでいる。

↑ 勤務日にどこで昼食を取ることが多いか(複数回答)(再録)
↑ 勤務日にどこで昼食を取ることが多いか(複数回答)(再録)

これら「昼食代をその都度出費している就業者」は、平均してどれ程の金額を費やしているのだろうか。具体的金額を答えてもらい、額面区分別に集計した結果が次のグラフ。

↑ 勤務日の昼食におおよそいくら使っているか(昼食は外食や中食、社員食堂が多い人限定)(数値入力形式)
↑ 勤務日の昼食におおよそいくら使っているか(昼食は外食や中食、社員食堂が多い人限定)(数値入力形式)

ボリュームゾーンは500円台で22.1%。次いで400円台が15.0%、300円台が12.9%と続く。300-500円台でほぼ5割に達している。中には普段の昼食に毎回1500円以上費やすツワモノも0.4%、1000-1500円未満で4.5%居る。

他方99円以下という回答も1割近く確認できる。一見すると「何を食べているのだろうか。中華まん一つも買えないし…」と頭にはてなマークが浮かんでしまうのだが、これは多分に社員食堂の利用者と考えられる。福利厚生の一環として極めて安価、あるいは無料で食事を提供する社員食堂が整備されている企業なら、昼食費用もこの程度で済む。

若年層、女性、ヒラが安め


これを各種属性別に仕切り直し、平均額を算出したのが次のグラフ。

↑ 勤務日の昼食におおよそいくら使っているか(昼食は外食や中食、社員食堂が多い人限定)(平均額、円)
↑ 勤務日の昼食におおよそいくら使っているか(昼食は外食や中食、社員食堂が多い人限定)(平均額、円)

全体平均では467円。男性は492円で女性の438円と比べ54円ほど高め。世代別では概して若年層は安めで、30-40代が高めとなり、50代では再び額がわずかだが落ちる。

興味深いのは役職別。社員や主任、係長レベルでは451円と500円以内に留まっているのに対し、課長以上となると565円で、500円を超えてしまう。やはり役職に応じて懐もある程度充実し、昼食にも余裕が出てくるのだろう。



【ようやく底打ち、しかし「ワンコインランチ」は続く…サラリーマンの昼食代事情(2013年)】【持参弁当と外食増加…サラリーマンのこづかいと昼食代の微妙な関係(2013年)】などで解説しているが、別調査機関の経年調査によれば、サラリーマンの平均的な昼食代は大体500円前後という値が続いている。今件調査結果もほぼその額で一致しており、世間一般に言われている「ワンコインランチ」への裏付けが取れる形となる。

単なるインフレではなく、景気回復を伴うものであれば、この額も少しずつ上乗せされていくのだろう。

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