女性は持参弁当派多数…何をどこで食べるか、働き人の昼食事情

2013/11/11 09:30

マルハニチロホールディングスでは2013年11月8日付で、就業者の昼食と社員食堂に関する調査結果を公開した。その内容によると就業者から成る調査対象母集団では、中食(コンビニや弁当屋で調達、あるいは宅配など)の昼食を会社でとることが多い人が最も高い回答率を示し、次いで持参弁当を会社で食べる人が多数に登っていた。外食は3番手、3割近くとなっている。また外食を取る人ではその行き先として定食屋を挙げる人が最多となり、半数を超えていることが分かった(【マルハニチロホールディングス:発表リリース一覧から「ビジネスパーソンのランチと社員食堂に関する調査】」)。

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「コンビニや弁当屋で調達して社内で」が多数、女性は持参弁当多し


今調査は2013年9月18日から24日に渡り携帯電話を用いたインターネット経由で就業者に対して行わている。有効回答数は1000件。男女比、世代構成比(20代から50代の10歳区切り)で均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

就業者の多くは就業日では日中、職場あるいは出先に居るため、昼食も必然的に職場や出先でとることになる。実際には職種により大きな違いも生じるが、今件では全体的な平均的動向を知るため、就業日にはどこで昼食を取るかについて調査対象母集団に尋ねている。それによると会社で中食を取る人が44.3%、同じく会社でだが持参弁当を取る人が39.3%となった。やや中食派が多い傾向が見受けられる。

↑ 勤務日にどこで昼食を取ることが多いか(複数回答)
↑ 勤務日にどこで昼食を取ることが多いか(複数回答)

外食利用は三番手。社員食堂が結構少なめだが、これはそもそも論として社内に社員食堂が無ければ利用できないので、低い値が出ても仕方がない。実の所、今調査対象母集団では該当者は33.5%に留まっている。もっとも見方を変えれば、社員食堂がある職場の人は、過半数が社員食堂を多用していることになる。

男女別に見ると社員食堂の利用率はあまり差異が無いものの、上位3項目では大きな違いが見られる。順位を見ると男性は「会社・中食」「外食」「会社・持参弁当」なのに対し、女性は「会社・持参弁当」「会社・中食」「外食」となり、女性の持参弁当利用率が際立つ形となっている(男性は独身の事例もあるため、その場合において自前の弁当を作るのか難しいのが原因と考えられる)。また、女性の外食利用率も案外低い。多分に、持参弁当率が高いのが一因だろう。

外食利用者のお気に入り、定食屋にファストフード


昼食に外食を多用する人に、どのような場所で昼食をとるのかを聞いたところ、最上位には定食屋がついた。51.5%もの人が定食屋を利用することが多いと答えている。

↑ 勤務日にどこで昼食を取ることが多いか(複数回答)(昼食時外食を取ることが多い人限定)
↑ 勤務日にどこで昼食を取ることが多いか(複数回答)(昼食時外食を取ることが多い人限定)

今件も職種や社員食堂の事例同様、各回答者の職場周辺環境で大いに異なってくる。ビジネス街なら就業者向けの外食店が多数並んでいるだろうし、学生街近辺ならば学生向けの食事処も利用できる。駅前ならば多種多様な店舗も期待できる。一方、住宅街や工場地域などでは、利用できる店舗が限られてしまうことも多い。

あくまでも平均的な話として見ることになるが、定食屋の利用率がもっとも高い。これは比較的安価で量も期待でき、短時間で食事にありつけ、さらにはバラエティに富んだメニューが用意されており、いわば「安全牌」的な存在であるからに他ならない。「安全牌」という点では安定的な質が期待できるファストフードも高い値を示している。

また、ラーメン店やそば・うどん店のような手早い昼食が期待できる店舗も高い値を示しており、昼食時の忙しさが透けて見える(昼食時間の平均時間は男性が22分、女性は29分である)。ただし立ち食いソバ・うどんの値は低く、単に早ければ良いというものでは無く、それなりに満足感も得たいようだ。



余談、かつ概算値になるが今調査対象母集団全体では、昼食に外食でファストフードを利用する人は1割強となる(29.9%×39.8%)。経年変化のデータが無いので過去との比較は出来ないが、中食や持参弁当と比べれば、確かに低い値ではある。今調査が今後継続的に行われた場合、会社・中食や持参弁当と共に、外食、特にコンビニ利用率がどのような変化を見せていくのか、確認したいところではある。


■関連記事:
【持参弁当と外食増加…サラリーマンのこづかいと昼食代の微妙な関係(2013年)】
【ようやく底打ち、しかし「ワンコインランチ」は続く…サラリーマンの昼食代事情(2013年)】

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