働く女性のストレス感、原因は何かと尋ねたら…

2013/11/02 15:00

メディケア生命保険は2013年10月30日、「働く女性のストレスに関する調査」の結果を発表した。それによると有職女性で構成される調査対象母集団においては、ストレスの蓄積を感じる人はほぼ全員であることが分かった。そしてそのストレスの原因として自認している項目の最上位に挙げられたのは「仕事の内容」で、4割近い人が同意を示している(【メディケア生命保険:発表リリース一覧ページ】)。

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今調査は2013年10月3日から7日にかけて、20代から50代の有職(正規・非正規を問わず、パートやアルバイトも含む)女性に対し、携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000件。世代構成比は10歳区切りで均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

今調査対象母集団において仕事・家庭・プライベートを問わずストレスの蓄積を自認している人は99.4%とほぼ全員。その人たちに、自分の蓄積ストレスの原因を複数回答で聞いた結果が次のグラフ。あくまでも自覚症状によるもので、客観的に追求した原因ではないが、なるほど感の強い項目が上位に並んでいる。

↑ 何がストレスの原因になっていると思うか(複数回答、ストレス認知者限定)
↑ 何がストレスの原因になっていると思うか(複数回答、ストレス認知者限定)

回答者が有職者で構成されることもあり、当然の結果ともいえるが、仕事に関する項目が上位を占めている。トップは「仕事の内容」で39.4%。ストレス認知者≒調査対象母集団だから、働く女性のほぼ4割は自分の仕事の内容でストレスを溜めている計算になる。

次いで多いのは「給与の額」「男性の上司・先輩」「仕事の量」。仕事そのものは内容とコストパフォーマンスへの、仕事環境における人間関係では、異性の上司・先輩から受けるストレスが多いことになる。

職場の人間関係に焦点を絞ると、「男性の上司・先輩」がもっとも高ストレス対象で、「女性の上司・先輩」「女性の同僚」「女性の部下・後輩」「男性の同僚」「男性の部下・後輩」の順となる。目上の人は男性の方がストレスの対象となりやすいが、同じ目線や下にある人はむしろ同性の女性の方が高ストレスの起因となるのが分かる。それぞれの対象者の個性も少なからぬ影響を与えているとはいえ、職場内の男女関係が透けて見えるようで興味深い。

また仕事以外では「老後の不安」が最上位についている。今件は未婚・既婚を問わずの調査で、未婚と既婚とでは大きく内情が異なるものの、お金や自分自身の身体の衰えという不安点では同じであり、ストレス感の原因となっている。

それ以外にも「親・義親」「家事」「病気」「夫」「ローン・借金」などが続くが、仕事関連の項目と比べれば、概して値は高くない。職場で働く女性においては、職場でのストレスが極めて大きく、相対的に家庭内や自分自身にまつわるストレスは低くなってしまうのだろう。

なお男性よりも女性の方が注力すると言われている「SNS」に関しては、ストレスを覚える人はわずかに1.2%。【育児ストレスの解消に必要なもの、夫の手伝い、睡眠、そして……】などの例にもある通り、むしろSNSをストレス解消の場として用いている人が少なくない。利用者が多いにも関わらず、ほとんどストレスを感じていないのも、当然というものだ。


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