わずかながらも売り超しに転じる…海外投資家、3週ぶりの売り超し(13/10/31)

2013/10/31 20:30

東京証券取引所は2013年10月31日、同年10月21日から10月25日(10月第4週)分の株式投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は5兆7465億7233万9000円である一方、買い総額は5兆7223億5406万6000円となり、差し引きで242億1827万3000円の売り超しとなった。これは先週から転して3週ぶりの売り超しとなる。法人は売り超しに転じ、個人は買い超しに転じ、証券会社も買い超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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10月21日から10月25日の各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……7429億4277万2000円/6342億0898万2000円(1087億3379万0000円売超)
・個人……3兆248億8054万2000円/3兆3657億9767万8000円(1229億1713万6000円買超)
・海外投資家……5兆7465億7233万9000円/5兆7223億5406万6000円(242億1827万3000円売超)
・証券会社……2638億9984万2000円/2652億2538万3000円(13億2554万1000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

9月24日-27日……2537億6150万7000円買超
9月30日-10月4日……110億7527万5000円売超
10月7日-11日……2359億3928万3000円買超
10月15日-18日……2665億8712万9000円買超
10月21日-25日……242億1827万3000円売超

該当週の一週間はアメリカの予算問題がハードルを超え、また雇用統計の値を基に金融緩和政策の続行が予想されたことを受け、円高ドル安が進行。これを受けて同国の市場の上昇と共に一時期は東京市場も上昇したものの、為替の影響から次第に売り込まれるようになり、安値での展開となった。

該当週の海外投資家勢の動向では、やはり為替の変動が大きく影響したようで、額面こそわずかではあるが売り超しに転じてしまっている。ここまで2週連続してそれなりの大きな額での買い超しが続いていただけに、少々残念ではある。

次週発表分、すなわち現在進行週では、FOMCによる金融緩和政策の続行決定を受けてアメリカ市場は堅調な展開を見せ、為替も思ったほどのドル安化は進まず、同国周りに限れば良い流れを示している(東京市場は中国関連の影響で安値展開だが)。為替の安定感を見るに、次回週はトントンか、売り超し・買い超しいずれにしても大きな差額は出ないだろう。

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