アメリカ風・子供の肥満対策法

2013/11/04 20:00

【アメリカ疾病対策予防センター(The U.S. Centers for Disease Control and Prevention、CDC)】の調べによると、同国の子供達の約18%は「obese(肥満)」に分類される。この比率は1980年と比べてほぼ3倍の値であるとのこと。CDCではこの状況を踏まえ、【Health Day】を介し、肥満問題を少しでも改善するため、子供を持つ保護者に対し、アドバイスを施している。

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・自宅だけでなく学校や保育施設などで、子供がテレビ番組やゲーム機などの画面を見る時間を制限する。

・学校や保育施設で子供用に提供されるおやつ、飲み物などが健康的なものであるかを確認する。また十分な運動の機会を与えているかをチェックする。

・子供には豊富な果物や野菜を食事として提供する。一方で脂肪分や糖分が多いものは意識してひかえさせる(シャットダウンするのではないことに注意)。

・ジュースのような糖分を含む飲料では無く、水を飲ませる。

・子供に身体を使った遊びを毎日するよう奨励する。

この5項目は大きく「食事」「生活習慣」の2つに区分されている。食事は子供が好きなファストフード系や甘味を与え過ぎないようにすること(上記でも触れているが、摂取させないわけでは無い事に注意)、生活習慣はゲームやテレビに夢中になり、運動をする機会が減るのを避けるようにとの配慮で成り立っている。

特にテレビ漬けに関しては先日【子供の「テレビ漬け」を避けるための保護者向けヒント】でも紹介したアドバイスが参考になる。また、テレビ(などの画像系エンタメ)の観過ぎによる運動不足は、【子供の「テレビ観過ぎ」が引き起こしかねない問題とは】でも指摘している通り、単に肥満化を後押しするだけでなく、精神面でも多様なマイナスをもたらす可能性も指摘されており、注意が必要。

これらの留意事項は普段から子供に十分以上の配慮を心掛けている保護者ならすでに成している、あるいは容易に達成しうるものばかり。だが時間が不足していたり子育てへの注力が足りないと、つい面倒になり、該当事項のような環境下に子供を置いてしまう。

肥満傾向は一日二日では現れず、日々の積み重ねによるところが大きい。そして子供は概して親の背を見て育つ。子供の環境改善、肥満対策を心掛ける決意をしたら、保護者も同様に規則正しい生活を心がけ、子供にさとすようにしよう。


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