大きく買い超しに転じる展開…海外投資家、2週ぶりの買い超し(13/10/18)

2013/10/18 15:45

東京証券取引所は2013年10月18日付で、同年10月7日から10月11日(10月第2週)分の株式投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆2388億7973万6000円である一方、買い総額は6兆4748億1901万9000円となり、差し引きで2359億3928万3000円の買い超しとなった。これは先週から転じて2週ぶりの買い超しとなる。法人は買い超しに転じ、個人は売り超しに転じ、証券会社も売り超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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10月7日から10月11日の各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……5878億4020万0000円/7574億6288万7000円(1696億2268万7000円買超)
・個人……2兆9167億4280万6000円/2兆7672億0674万7000円(1495億3605万9000円売超)
・海外投資家……6兆2388億7973万6000円/6兆4748億1901万9000円(2359億3928万3000円買超)
・証券会社……2486億0820万6000円/2425億5152万6000円(60億5068万0000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通りとなる。

9月9日-13日……560億6028万1000円買超
9月17日-20日……2890億6416万9000円買超
9月24日-27日……2537億6150万7000円買超
9月30日-10月4日……110億7527万5000円売超
10月7日-11日……2359億3928万3000円買超

該当週の一週間も引き続きアメリカの会計年度越しの予算案の駆け引き、さらには10月17日にタイムリミットを迎えるとされる債務上限問題に対する動向で一喜一憂(多分に「憂」多し)が続き、相場は概して軟調に推移した。またリスク回避の動きが強まり、為替も円高ドル安に推移し、これもまた市場に悪影響を及ぼすこととなった。週末には楽観論が相次ぎ相場を上げる場面もあったものの、確定報は何も無く、疑心暗鬼に駆られるところが多かったのは否めない。

該当週の海外投資家勢の動向では、該当週後半における楽観論の浸透を受けてか、海外投資家は前回週から転じて大きな買い超しの状況を示すこととなった。この数週間は売り買いが相次いで入れ替わっているが、これも概してアメリカの政治的混乱によるところが大きい。

次週発表分、すなわち現在進行週では、日本時間の17日付で来年2月7日までの米国債の発行を認める暫定案が可決され、直近におけるデフォルト懸念が取り払われたことを受け、市場は概して堅調な推移を示している。週末となる本日は過熱感からかやや売り込まれたが、それも最小限のものに留まっている。恐らくは海外投資家も今回週以上に買い超しを示していることだろう。

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