新聞購読者の85%は自宅定期購読、ほとんどは1紙のみの購入

2013/10/18 09:45

ライフメディアのリサーチバンクでは2013年10月16日付で、新聞に関する調査結果を発表した。その調査結果によれば調査対象母集団のうち紙媒体の新聞購読者においては、8割強の人が主にその新聞を自宅で定期購読して読んでいることが分かった。また、その人たちの9割以上は1紙のみを購入しており、複数紙の注文者は1割程度に留まっている(【発表リリース:新聞に関する調査】)。

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新聞購読者の大半は自宅で定期購読


今調査は2013年10月4日から9日に渡り、10代から60代の男女を対象にインターネット経由で行われたもの。有効回答数は1200件。男女比・10歳区切りで世代構成比は均等割り当て。

今調査に関する先行記事【紙の定期新聞購読者は4割、中堅層に進む新聞離れ】にある通り、今調査対象母集団では約2/3の人が頻度はともあれ紙媒体の新聞を読んでいる。

↑ 普段新聞(紙媒体)を読んでいるか(再録)
↑ 普段新聞(紙媒体)を読んでいるか(再録)

それでは新聞を購読している人は、どこで購読しているのだろうか。一番よく使うルートを選んでもらったところ、85.2%は「自宅で定期購読して読んでいる」と回答した。

↑ 新聞(紙媒体)は主にどこで購入しているか(頻度を問わず紙媒体の新聞を読んでいる人)
↑ 新聞(紙媒体)は主にどこで購入しているか(頻度を問わず紙媒体の新聞を読んでいる人)

大半の人は自宅で新聞を定期購読し、その新聞を読んでいることになる。一方、会社で購入しているものを読む人も4.0%ほど居る。また「その他」の人もいるが、コンビニや駅売店で買う機会がもっとも多い人もそれなりに居ることになる。

男女別では女性の方が自宅購読者が多い。これは男性が会社でも読む機会が多いのに対し、女性は勤務労働者が男性と比べて少ないことに起因する。

興味深いのは「購入せず」が7.9%居ること。回答者は「”頻度を問わず”新聞を読んでいる人」なので、多分に非定期的に新聞を読んでいる人が、図書館や床屋、病院の待合室などで新聞を閲覧したり、友人から借り受けて目を通したり、電車やバス内で放置された新聞を手に取るなどのルートを使い、読んでいるのだろう。

自宅の購読新聞紙は原則1紙


では自宅で新聞を定期購読している人は、一体何紙を購入しているのだろうか。

↑ 自宅では何紙新聞(紙媒体)を定期購読しているか(自宅で定期購読者限定)
↑ 自宅では何紙新聞(紙媒体)を定期購読しているか(自宅で定期購読者限定)

9割は1紙のみ。2紙購入する人も7%強いるが、大手全国新聞紙と地方紙、全国紙を2紙購入しての読み比べ、地方紙と業界専門紙(例えば日刊工業新聞や電波新聞など)など、色々な組み合わせが考えられる。

3紙以上自宅で定期購読する人もいるが、少なくとも今調査対象母集団ではごく少数派に留まっている。仕事などでよほどの事情があるか、新聞購読を趣味としている人でない限り、3紙以上の定期購読は想定しにくい(付き合いなどで契約させられている場合もあるが……)。

ちなみに今件調査はほぼ同様の趣旨のものが2年前の2011年10月にも実施されている。その際には属性別のデータは公開されなかったが、全体としての値は取得する事が出来る。

↑ 自宅では何紙新聞(紙媒体)を定期購読しているか(自宅で定期購読者限定)(2011年10月・2013年10月)
↑ 自宅では何紙新聞(紙媒体)を定期購読しているか(自宅で定期購読者限定)(2011年10月・2013年10月)

2回分しかデータは無いので断定が出来るレベルのものでは無いが、自宅での新聞購読者の間でも、複数紙から単数紙への切り替えが進んでいるようだ。金銭的な余裕がないのか、複数チェックをしやすいデジタル系へ移行したのか、理由までは特定できないが、興味深い動きではある。来年の同時期に再び同様の調査が行われた場合、より確かな傾向を確認したいところだ。


■関連記事:
【新聞の発行部数動向】

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