「好きな人と添い遂げたい」「家族が欲しい」未婚男女の結婚願望

2013/10/10 14:45

ライフメディアのリサーチバンクは2013年10月9日、結婚の意識に関する調査結果を発表した。それによると20代から40代までの未婚男女から成る調査対象母集団においては、結婚希望者は約6割に達していることが分かった。男女別では女性の方が希望者は多く、世代別では若年層の方が多い。またしたい理由としては「好きな人とずっと一緒に居たい」「家族が欲しい」が同率でトップについていた(【発表リリース:結婚の意識に関する調査】)。

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結婚希望者は6割、女性の方が強い願望


今調査は2013年9月26日から10月3日にかけて、インターネット経由で20代から40代の未婚男女に対して行われたもので、有効回答数は1200件。男女比及び10歳区切りの世代構成比は均等割り当て。

回答時点で未婚状態の調査対象母集団に対し、今後結婚したいという願望はあるか、あるいはすでに予定しているかなどを聞いた結果が次のグラフ。結婚予定の人はどの属性も少数派で、全体では6割ほどが結婚を希望している。

↑ 結婚したいと思うか(未婚男女対象)
↑ 結婚したいと思うか(未婚男女対象)

どの世代・性別でも結婚希望派が多数には違いないが、「男性よりも女性の方が結婚願望が強い」「若い世代の方が結婚願望が強い」「女性は世代間の結婚願望の格差が大きい」という傾向が見受けられる。また「結婚をしない」という強い意志の回答は、男性の方が多いのも特徴の一つとなっている。

中でも女性20代は結婚を望む人が強い願望の回答項目だけで4割近く、それなりに望む者も3割いて、合わせるとほぼ7割が結婚を望んでいる。これが40代になるとそれぞれ1割強・3割強へと変わり、強く願望を持つ人が減る一方で、現実を見据えながらも可能ならばしたいという人が逆に増える、興味深い動きが見受けられる。

結婚したい理由は「好きな人と添い遂げたい」「家族が欲しい」


それでは結婚を望む人たちは、どのような理由からその動機を持っているのだろうか。

↑ 結婚したい理由(複数回答)(したい、できればしたい回答者限定)
↑ 結婚したい理由(複数回答)(したい、できればしたい回答者限定)

トップは同率で「好きな人とずっと一緒に居たい」「家族が欲しい」。それぞれ結婚そのものは必然行為ではないが、確かな絆の形成と社会規範的には結婚が前提となるものである。第三位の「精神的な安定が欲しい」も合わせ、他人でしかない異性と心を通わせ、共に時を過ごし、安らぎの場を創りたいという気持ちは、社会生活を営む人間の願望としては、当然のものといえる。

人間が生物である以上、その性(さが)に従う形で子孫を形成する「子供が欲しい」という回答率も高い。またそれに類する形で「親を安心させたい」という回答も上位に見受けられる。結婚そのものだけでなく、子供、そして孫を見せたいという気持ちも多分に含まれているからだ。

一方、打算的な理由として「老後が不安」「経済的な安定が欲しい」の項目も2割強の回答率を示している。今件は複数回答のため、この項目だけの回答をもって「結婚したい」と考えている人は少数派であろうが、このような割り切った理由も「結婚」の見方の一つには違いない。

これを男女別に見ると、結婚観の違いがよく表れた結果となっている。

↑ 結婚したい理由(複数回答)(したい、できればしたい回答者限定)(男女別)
↑ 結婚したい理由(複数回答)(したい、できればしたい回答者限定)(男女別)

多くの項目で女性の方が回答率が高い。これは「女性は結婚に多くのものを求めている」ことを意味する。特に「老後が不安」「経済的な安定が欲しい」では男性を大きく上回る回答率を示しており、世帯に入ることで生涯に渡る安定的な生活を願っていることがうかがえる。

他方男性は「好きな人とずっと一緒に居たい」「結婚はして当たり前だと思う」の2項目でのみ、女性を上回る回答率を示している。「当たり前-」はともかく、「好きな人と-」の回答率が女性より高い点に、意外さを覚える人も少なくあるまい。男性は女性以上に相方(となる人)への強い想いを結婚に見ているようだ。


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