2000億円超の額面で買い超し継続中…海外投資家、4週連続の買い超し(13/10/03)

2013/10/03 16:35

東京証券取引所は2013年10月2日、同年9月24日から9月27日(9月第4週)分の株式投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は4兆8702億7697万3000円、買い総額は5兆1240億3848万0000円となり、差し引きで2537億6150万7000円の買い超しとなった。これは先週から続いて4週連続の買い超しとなる。法人は売り超しを継続し、個人も売り超しを継続、そして証券会社も売り超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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9月24日から9月27日の各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……7390億5799万6000円/6200億2321万8000円(1190億3477万8000円売超)
・個人……2兆7738億7369万2000円/2兆6791億5455万7000円(947億1913万5000円売超)
・海外投資家……4兆8702億7697万3000円/5兆1240億3848万0000円(2537億6150万7000円買超)
・証券会社……2381億8974万6000円/2290億3545万2000円(91億5429万4000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通りとなる。

8月26日-30日……1067億7834万5000円売超
9月2日-6日……2075億4198万9000円買超
9月9日-13日……560億6028万1000円買超
9月17日-20日……2890億6416万9000円買超
9月24日-27日……2537億6150万7000円買超

該当週の一週間においては、アメリカの会計年度更新に絡み与野党間での予算案の駆け引きが難航し、さらに債務上限問題が再び懸念視されることとなり、アメリカ市場は大きく売り込まれ、同時に円高ドル安が進むこととなった。それに合わせ東証でも概して軟調な値動きを示している。木曜日には税制周りの噂が一時的な底上げ効果をもたらしたものの、それも長続きはしなかった。

該当週の海外投資家勢の動向を確認すると、前回週と比べれば買い超し額はやや縮小しているものの、引き続き2000億円超の買い超過状態で進んでいる。かなり円高が進み買いづらい状況ではあったが、買い意欲は旺盛なままのようだ。先週の懸念は杞憂だった模様。

次週発表分、つまり現在進行週では、結局のところアメリカにおいて17年ぶりとなる予算未執行のままでの年度越えが発生してしまい、政府機関の一部閉鎖が現実化し、小さからぬ混乱が生じている。これを受けて相場は軟調に推移しており、為替レートも円高ドル安が続いている。債務の法定上限に関する交渉も難航しており、このままでは2011年の債務上限に関する危機以上の波乱が生じる可能性も出てきた。これらの問題を不安材料とし、アメリカ市場はもちろんだが、関連性の深い市場(もちろん東証も)も軟調さが続いている。正直、次週動向は非常に読みにくいと言わざるを得ない。

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