シニアのための「安全歩行術」

2013/11/03 20:00

若い時は何気なく出来たが、歳を取り身体機能が低下してくると、非常に難儀したり不可能になる事柄は増えてくる。子供なら難なく飛び越えられる段差に足をひっかけたり、ちょっとしたバランスの乱れで転んでしまうシニアの人も少なくない。そして身体が老化しているがため、その転倒が大きなダメージとなる場合もある。【The Cleveland Clinic】では【HealthDay】を介し、高齢者に向けた転倒防止、リスク軽減の方法を指南している。

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・常に片方の手が使えるように空けておく。両手がふさがった状態にしない。万一転倒しかけても空いている手で近くのものにつかまり、難を逃れられるかもしれない。何か物を持ち運ぶ際は両手で持たず、袋などに詰めて運ぶ。リュックサックならば手をふさがずに済むので好ましい。

・歩く際には歩行に専念する。本を読むなどの「ながら歩行」はしない。

・歩く際には両手を交互に、前後に振って歩く。これにより姿勢を正しくし、バランスよく歩くことができる。

・足を引きずるような歩き方をしない。地面につまづくリスクが増える。意識して足を持ち上げて歩く(雪中での歩き方と同じ)。

・曲がる際には急旋回はしない。前をしっかりと向いて、緩いカーブを描きながら曲がる。そして曲がる際にはゆっくりと歩く。必要ならば歩行補助器を用いる。

・立っている際には足を大きく開きすぎたり、無理に閉じたりしない。両足は肩幅を維持する。

・滑りにくいゴム底の靴は避ける。つまづいて転倒するリスクが増える。

歳を経ていなくとも、風邪や寝不足などで体調が不調の時に、自分が普段思っているような、いやむしろ無意識のうちに行えた行動が出来ず、転んだりどこかにぶつけてしまうという経験をした人は多いはず。高齢者の場合は身体機能が衰えることで、その状態が続いていると考えれば良い。一方高齢者側はその「身体的衰え」を自覚できていればよいものの、認識できない・したくない場合も少なくない。自らの老化を認めたくない気持ちも分からなくはないが。

とはいえ、その意固地な姿勢で自分が大けがを負ってしまっては身もふたもない。体の衰えを覚えるようになったら、それ相応の姿勢で日常生活に望む必要がある。今件The Cleveland Clinicが指南している事柄は、その「望むべき姿勢」のほんのごく一部でしかない。とはいえ、これらの要件だけでも随分とリスクは減らせるはずだ。

また文中でも触れているが、これらの注意深い歩行方法は、積雪時にも応用できる。若年層の時分でも、今から覚えておいても損は無いはずだ。

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