未婚若年層の強い結婚願望4割強、お見合い率は1割を切る

2013/09/29 15:00

メディケア生命保険は2013年9月26日に同公式サイトにおいて、「縁結びとパワースポットに関する調査」の結果を発表した。それによると未婚男女の若年層で構成される調査対象母集団において、具体的な年数を定めて結婚したいと考えている人は4割強居ることが分かった。「いつになるかは決めていないがいつかは結婚したい」まで含めると8割を超えている。一方、これまでにお見合いをした経験がある人は1割にも満たないという結果が出ている(【メディケア生命:発表リリース一覧ページ】)。

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「何となく」まで含めれば8割超え、除けば4割強の結婚願望


今調査は2013年8月28日から9月2日に渡って携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもの。調査対象は20代から30代の未婚男女。有効回答数は1000人。10歳区切りの世代及び性別で均等割り当て。調査実施・協力機関はネットエイジア。

現時点で結婚していない調査対象母集団に対し、結婚願望に関して尋ねた結果が次のグラフ。「可能ならば今すぐにでも結婚したい」という強い結婚願望を持つ人は17.6%。「6-10年内に」までの年数を定めて結婚したい想いを持つ人を合わせると45.7%に達する。

↑ 結婚をしたいか
↑ 結婚をしたいか

短い年数を定めた願望保有者は、歳の問題か、あるいはすでに恋人などが居て(今件調査対象母集団は「未婚」が条件で「恋人の有り無し」は問われていないことに注意)、ある程度結婚までの目安がついている人だと考えられる。少々長めの人の場合は、例えば25歳の回答者が「30歳までには結婚したい」といった形で、区切りの良い年齢を元に目標を設定していると考えれば納得がいく。

他方「いずれ(結婚したい)」という回答は「結婚願望はあるが具体的なイメージが沸かない」「結婚したい・したくないのいずれかなら前者を選ぶという程度」でしかなく、「どちらかといえば結婚したい、かも?」のレベルと考えて良い(回答項目に「6-10年内」があり、それすら選んでいないので、少なくとも近い将来に結婚したいとは考えていないことになる)。

男女別では女性の方が結婚願望が強い。特に3年以内の結婚を希望する人に限れば、男性は27.2%・女性は38.8%と、10%ポイント以上の差が出ている。単純に女性の方が結婚願望に加え、歳に関する焦りの度合いも強いのだろう。

見合い経験者は7.7%


「歳に関する焦り」を確認できる動きの一つが、次の「お見合い経験」。単に歳を経ればそれだけ可能性が高まるというだけでなく、30代に入ってから動きが活性化しているようすがうかがえる。

↑ お見合いをしたことがあるか(結婚願望者限定)
↑ お見合いをしたことがあるか(結婚願望者限定)

女性は20代と比べて30代は約5倍もお見合い経験率が高い。本人が積極的に参加しているのに加え、親にすすめられてお見合いをする事例も増えているのだろう(結婚願望者のみに尋ねているので、曲がりなりにも回答者本人も乗り気ではあろうが)。ただし今調査対象母集団が「未婚」男女であることを考えると、お見合いをしても成果が実るとは限らないのもまた事実ではある。

ちなみに、日本の結婚事例全体に対するお見合い結婚の比率は減少の一途をたどっている。【日本の「恋愛結婚」「見合い結婚」の推移をグラフ化してみる(2010年分反映版)】によれば2006-2010年に結婚した人のうち、見合い結婚での結婚率は5.3%でしかない。

↑ 結婚年次別にみた、恋愛結婚・見合い結婚の構成比
↑ 結婚年次別にみた、恋愛結婚・見合い結婚の構成比(再録)

これは見合いの成功率が下がっているのでは無く、お見合いそのものが減っているのが原因。今件調査でも「結婚を希望している人」でも全体で7.7%、女性30代でも14.1%に留まっているところを見ると、お見合いそのものが敬遠されていること、そしてそれが婚姻率の低下の一因にあることが想像できるというものだ。


■関連記事:
【「”いずれ結婚するつもり”。ならば一年以内は?」から見る晩婚化傾向(2010年分反映版)】
【夫婦の「出会いのきっかけ」をグラフ化してみる(2010年分反映版)】

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