額面3000億円に迫る勢いで買い超し継続…海外投資家、3週連続の買い超し(13/09/26)

2013/09/27 16:15

東京証券取引所は2013年9月27日に同所の公式サイト上で、2013年9月17日から9月20日(9月第3週)分の株式投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は4兆8951億9336万6000円、買い総額は5兆1842億5753万5000円となり、差し引きで2890億6416万9000円の買い超しとなった。これは先週から続いて3週連続の買い超しとなる。法人は売り超しを継続し、個人も売り超しを継続、証券会社は売り超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

スポンサードリンク


9月17日から9月20日の各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……6384億8013万5000円/5621億6819万9000円(763億1193万6000円売超)
・個人……3兆2008億5014万7000円/2兆7936億1445万3000円(4072億3569万4000円売超)
・海外投資家……4兆8951億9336万6000円/5兆1842億5753万5000円(2890億6416万9000円買超)
・証券会社……2558億1681万5000円/2434億4738万7000円(123億6942万8000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通りとなる。

8月19日-23日……111億6709万4000円売超
8月26日-30日……1067億7834万5000円売超
9月2日-6日……2075億4198万9000円買超
9月9日-13日……560億6028万1000円買超
9月17日-20日……2890億6416万9000円買超

該当週の一週間においては、FRB議長の人事問題やアメリカの「出口戦略」の観測情報、さらにはそれの直近における見送りを受け、為替の大きな変動と共に市場も大いに荒れたものとなった。週末まで株価はじわじわと上げており、全般的にはポジティブな流れとなっている。また波乱要因の一つとされたシリア問題も、関係大国がいずれもしり込みの姿勢を見せたこと、シリア自身が柔軟姿勢に転じたこともあり、一時期のような大きな影響を与える事態には「今の所」陥っていない。

該当週の海外投資家勢の動向を確認すると、買い超し額は大幅に増えて過去5週間では最大の買い超し額となっている。やはり「出口戦略」周りで直近の不安要素が取り除かれたのが好感され、買い進まれる材料となったようだ。

次週発表分、つまり今週では、アメリカの予算案関連で状況次第では来月以降の予算が成立せずに政府機関が一部閉鎖されるリスクが生じることなど、予算周りで再び「ごたごた」が生じている。これを受けて市場は概して軟調に推移しており、出来高もあまり思わしくない。今回週とは打って変わり、あるいは一時的な売り超しに転じる可能性も考えられよう

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー