額は縮小なるも買い超し継続…海外投資家、2週連続の買い超し(13/09/20)

2013/09/20 21:00

東京証券取引所は2013年9月20日に同所の公式サイト上において、2013年9月9日から9月13日(9月第2週)分となる株式投資部門別売買の状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆2430億3717万5000円、買い総額は6兆2990億9745万6000円となり、差し引きで560億6028万1000円の買い超しとなった。これは先週から続いて2週連続の買い超しとなる。法人は売り超しに転じ、個人は売り超しを継続、証券会社は買い超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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9月9日から9月13日の各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……7836億1108万9000円/7613億6128万7000円(222億4980万2000円売超)
・個人……3兆6920億7035万6000円/3兆4233億3236万7000円(2687億3798万9000円売超)
・海外投資家……6兆2430億3717万5000円/6兆2990億9745万6000円(560億6028万1000円買超)
・証券会社……2999億1369万2000円/3082億4987万7000円(83億3618万5000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通りとなる。

8月12日-16日……995億9968万7000円買超
8月19日-23日……111億6709万4000円売超
8月26日-30日……1067億7834万5000円売超
9月2日-6日……2075億4198万9000円買超
9月9日-13日……560億6028万1000円買超

該当週の一週間においては、国際情勢でシリア問題、そしてアメリカの「出口戦略(政策)」に係わるマイナス方面の懸念は続いているものの、東京開催が決まった2020年夏季オリンピック・パラリンピックへの期待を受け、東京市場のマインドは大幅に改善されたのが、一番のチェックポイント。市場動向は概して買い進まれることとなったが、週後半には利益確定売り、さらにはiPhoneの新機種に関して関連銘柄が売られる形となり、やや尻つぼみの流れとなった。FOMCをひかえ、様子見ムードが漂ったのも、後半の失速要因の一つ。

その週の海外投資家勢の動向を確認すると、買い超し額は約1/4に縮小してしまったものの、引き続き買い超しを継続している。株価上昇に合わせての買い超しであることから、海外勢が買い進んだものと考えられる。もうしばらく買い超しが続けば、買い超し継続へのトレンドが見えてくるのだが。

次週発表分、つまり今週では、FOMC周りで人事の噂が出ると共に為替が大きく動き、これが市場にも小さからぬ影響を与えている。さらにそのFOMCで「出口戦略」(QE3(量的緩和第3弾)の規模縮小)が先送りされたことを受け、為替はややドル安に振れたものの、市場は大きく買い進まれることとなった。恐らくは海外投資家の動向においては、引き続き買い超しが継続されていることだろう。

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