米携帯保有者の6割強は「モバイル・オンライン」化

2013/09/27 07:55

米大手調査機関の【Pew Research Center】は2013年9月16日、同国内における携帯電話(一般携帯電話とスマートフォン双方を含む)を用いたインターネット利用状況の調査報告書【Cell Internet Use 2013】を発表した。それによると調査時点では携帯電話利用者のうち6割強の人が、ウェブブラウジングや電子メールの利用など、携帯電話でのインターネットを利用していることが分かった。2009年4月時点で同様の調査結果3割強と比べてほぼ2倍に増加しており、「モバイル・オンライン」化が進んでいる様子がうかがえる。

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今調査は2013年4月17日から5月19日にかけて、18歳以上のアメリカ在住の人に対してRDD方式で選ばれた電話番号を対象に、電話を用いた対話方式によって英語・スペイン語で行われたもので、有効回答数は2252人。そのうち固定電話は1125人、携帯電話は1127人(うち固定電話非保有者は571人)。性別・年齢・学歴・人種などにおいてアメリカの国勢調査結果に基づいたウェイトバックが実施されている。

携帯電話の高機能化、特にスマートフォンの登場で、インターネットの利用は飛躍的にハードルを下げられ、機動力も押し上げられることになった。インターネットを使えるか否かで生じる、いわゆる「デジタルギャップ」の改善も見込めることもスマートフォンの魅力であり、浸透が加速度的に進んでいる一因でもある。

今調査時点では携帯電話保有者のうち63%が、電子メールなりウェブブラウジングなりでインターネットへのアクセスを行っていると回答している。2009年4月時点の31%と比べてほぼ2倍である。


↑ 携帯電話利用者における電子メール・インターネット利用率(米)

すでに同時点でアメリカの成人のうち91%が携帯電話保有者であることも合わせて考えると、「全米成人の57%が携帯電話によるオンラインユーザー」ということになる。

もっともこれは、ひとえにスマートフォンの普及によるもの。今調査結果では時系列としての発表は無いものの、直近においてはスマートフォンユーザーの93%がオンラインユーザーであるとの結果が出ている。また同時期に行われた調査【Smartphone Ownership 2013】では、18歳以上のアメリカ成人においてスマートフォン普及率はすでに56%に届いているとの結果も出ている。


↑ 携帯電話保有性向(2013年5月、米)

携帯電話非保有者はともかく、一般携帯電話の機種変更や、新規携帯電話購入者におけるスマートフォンの選択は今後も進行し、スマートフォンの保有率はさらに上昇していく。それと共に「モバイル・オンライン」化は進行を進めていくことになる。元記事では特に言及は無いものの、この2、3年のうちには、携帯電話利用者におけるオンラインユーザー率は3/4を超え、アメリカ全体におけるオンラインの浸透がさらに進むに違いない。


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