2000億円超の買い超しへ…海外投資家、3週ぶりの買い超し(13/09/12)

2013/09/12 16:15

東京証券取引所は2013年9月12日付で同所の公式サイト上にて、2013年9月2日から9月6日(9月第1週)の株式投資部門別売買の状況を発表した。その内容によれば該当週に海外投資家が株を売った総額は5兆1692億1787万2000円、買い総額は5兆3767億5986万1000円となり、差し引きで2075億4198万9000円の買い超しとなった。これは先週から転じて3週ぶりの買い超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は売り超しに転じて、証券会社も売り超しに転じている(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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9月2日から9月6日の各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……6023億9725万4000円/6686億7606万6000円(662億7881万2000円買超)
・個人……2兆8931億1269万6000円/2兆5300億9292万4000円(3630億1977万2000円売超)
・海外投資家……5兆1692億1787万2000円/5兆3767億5986万1000円(2075億4198万9000円買超)
・証券会社……2623億0949万8000円/2535億1187万3000円(87億9762万5000円売超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通りとなる。

8月5日-9日……1010億1956万4000円売超
8月12日-16日……995億9968万7000円買超
8月19日-23日……111億6709万4000円売超
8月26日-30日……1067億7834万5000円売超
9月2日-6日……2075億4198万9000円買超

該当週の一週間においては、アメリカのシリア問題に対する軍事介入周りのでのリスクが減退したことを好感し、為替の円安化などもあり、概して堅調な形で推移することとなった。週末にはポジション整理や経済イベントを控えての売りがかさんでやや下げたものの、出来高もやや増えた上での上昇機運の中にあったといえる。無論中期的に市場動向に影響があるとされる同国の「出口政策」に関する状況に変化はないが、今回週においてはさほど影響は与えなかったもようだ。

その週の海外投資家勢の動向を確認すると、先週から転じて買い超しに回っており、しかも買い超し額は2000億円を超える値を示している。先週「(売り超し継続への)トレンド転換の可能性も出てきた」と言及したが、杞憂だったようだ。見方を変えれは為替をはじめとした外部要因に左右されやすい、不安定な状況下にあるともいえる。

次週発表分、つまり現在進行週では、国内材料として2020年夏季オリンピック・パラリンピックの東京開催決定で、関連銘柄を中心に大きく買い進まれる状況にある。外部要因として注目されているシリア情勢・アメリカの出口政策の件では「現時点では」大きな動きは無い。これらが海外投資家の動向にどのような影響をもたらすのか、気になるところではある。

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