売り超し継続、額面は1000億円超え…海外投資家、2週連続の売り超し(13/09/05)

2013/09/05 16:15

東京証券取引所は2013年9月5日に同所の公式サイト上において、2013年8月26日から8月30日(8月第4週)の株式投資部門別売買の状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は5兆0461億9093万9000円、買い総額は4兆9394億1259万4000円となり、差し引きで1067億7834万5000円の売り超しとなった。これは先週から続いて2週連続の売り超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は買い超しに転じて、証券会社は買い超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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8月26日から8月30日の各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……4336億0336万7000円/5203億2485万4000円(867億2148万7000円買超)
・個人……2兆1669億1985万3000円/2兆2245億6165万2000円(576億4179万9000円買超)
・海外投資家……5兆0461億9093万9000円/4兆9394億1259万4000円(1067億7834万5000円売超)
・証券会社……2200億8514万7000円/2292億0570万6000円(91億2055万9000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通りとなる。

7月29日-8月2日……204億7311万2000円売超
8月5日-9日……1010億1956万4000円売超
8月12日-16日……995億9968万7000円買超
8月19日-23日……111億6709万4000円売超
8月26日-30日……1067億7834万5000円売超

該当週の一週間は、先週から継続する形でアメリカの金融政策動向を受けて為替やリスク資産に対する風当たりが強くなり、市場環境そのものは軟調な状況に。それに加えてシリア情勢が一挙に緊迫度を増し、資源価格の高騰化と共にさらなりリスク資産離れを生む機会をもたらし、相場は概して軟調に推移することとなった。

その週の海外投資家勢の動向を見ると、先週に続き売り超し状況は続き、しかも売り超し額も1000億円を超える値を示している。先週の時点では「もみ合い」と表現していたが、トレンド転換の可能性も出てきた。

次週発表分、つまり現在進行週においては、シリア情勢において諸大国の軍事介入に関して相次ぎ及び腰的な動きが見られ、リスク資産からのやや過度な回避アクションは沈静化する流れとなっている。もっともアメリカの金融政策周りの問題は未だに残っており、予断を許さない状況にある。今しばらくは不安定な動きを示すことになろう。

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