子供が好きな野菜、ジャガイモ、トウモロコシ、それよりも…

2013/09/03 08:45

パルシステム生活協同組合連合会は2013年8月28日、子供の食と未来を考える調査の結果を発表した。それによると子供を有する母親から成る調査対象母集団において、その子供が好きな野菜のトップには「枝豆」がついた。6割強の母親が「自分の子供は枝豆が好きだ」と答えている。次いでジャガイモ、トウモロコシ、キュウリ、サツマイモが続く。子供の世代別では上位陣に大きな変化はないものの、例えばサツマイモは歳上になると回答率が下がるなど、一部の野菜で子供の成長と共に変化が生じているのが見て取れる(【発表リリース:子どもの食と未来を考える調査】)。

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甘み、食感、食べごたえ…子供が好きな野菜達


今調査は2013年7月26日から29日にかけて、20代から40代までの、幼児から高校生までの子供を有する母親に対し、携帯電話を用いたインターネット経由で行われたもので、有効回答数は1000人。世代構成比は20代・30代・40代でほぼ均等割り当て。調査実施機関はネットエイジア。

今調査対象母集団の母親が見ている限りにおいて、自分の子供が好きな野菜を複数回答で聞いた結果が次のグラフ。中には「これは野菜だろうか」という類のものもあるが(きのこ類)、生産工程で多分に類似性があり、販売ルートはほぼ野菜と同じなため、野菜と同等と扱われている。


↑ 子供が好きな野菜(複数回答、上位抜粋)

トップは「枝豆」。独得の食感と味わい、そして食する時に豆を取るプロセスの面白さが受けているのかもしれない(さらには大人と同じように食べられるのもポイントだろう)。次いで「ジャガイモ」「トウモロコシ」「キュウリ」「サツマイモ」「ニンジン」などが続く。それなりに食感が良く食べごたえ・歯ごたえ・重量感があるもの、根菜類、そして野菜独特の甘みがあるものが上位についている。また、野菜の色で考えると、黄色・茶色系統のものが多い。

一方、上位陣と比べるとやや数字的には劣るものの、世間一般的に子供が嫌う野菜の上位についているピーマンやナス、ブロッコリーなどもラインアップに挙がっているのが目に留まる。子供それぞれの好き嫌いもあるが、それに加えて調理をする側(主に母親)の腕も影響しているのではないか、という感はある。

子供の成長と共に変わるもの、変わらないもの


次に挙げるのは全体順位で上位5位までの野菜について、子供の世代別に回答率を算出したもの。


↑ 子供が好きな野菜(複数回答、上位抜粋)(世代別)(全体上位順)

ややばらつきがあるが、上位3位までは世代別の変化はあまり無いように見える。一方「キュウリ」は歳を経るごとに回答率が上がり(=好きな子供が増える)、「サツマイモ」は下がっていく(=好きな子供が減る)。

また今件グラフには無いが、「ニンジン」は幼児に限れば66.0%でトップについているが、小学生になると46.7%で10位に下がり、中学生・高校生では上位10位から姿を消してしまう。「サツマイモ」の事例と合わせ、子供が成長するに連れて甘みのある根菜類の類は少しずつ「好き」の範ちゅうから外れていく傾向があるようだ。

これらの動きは、子供の味覚が変化した結果なのだろうか。苦みのある「キュウリ」が上昇していくのと合わせて考えると、興味深い話ではある。


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