少額ながらも再び売り超しに転じる…海外投資家、2週ぶりの売り超し(13/08/29)

2013/08/29 16:15

東京証券取引所は2013年8月29日に同所の公式サイト上にて、2013年8月19日から8月23日(8月第3週)の株式投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は5兆3763億8748万3000円、買い総額は5兆3652億2038万9000円となり、差し引きで111億6709万4000円の売り超しとなった。これは先週から転じて2週ぶりの売り超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は売り超しを継続、証券会社は買い超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

スポンサードリンク


8月19日-8月23日の各部門別の売買動向は次の通りとなる。

・法人……5356億0674万4000円/6124億6924万0000円(768億6249万6000円買超)
・個人……2兆2835億5953万0000円/2兆2471億1938万3000円(364億4014万7000円売超)
・海外投資家……5兆3763億8748万3000円/5兆3652億2038万9000円(111億6709万4000円売超)
・証券会社……2455億2791万8000円/2491億0485万9000円(35億7694万1000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通りとなる。

7月22日-26日……509億8309万3000円売超
7月29日-8月2日……204億7311万2000円売超
8月5日-9日……1010億1956万4000円売超
8月12日-16日……995億9968万7000円買超
8月19日-23日……111億6709万4000円売超

該当週の一週間は、先週に続きアメリカの金融政策動向で為替やリスク資産への投資性向が大きく揺れ動く中、新興国への経済動向の先行きにも不安感が波及し、さらに売り圧力が増す形になった。為替も概して円高ドル安の動きを崩さず、株価は下がる一方。週末にアメリカの景気回復期待による上昇も見られたが、それに伴い金融政策の転換は確実性を増すことになるので、全体的な機運に変化はない。

その週の海外投資家勢の動向を見ると、前週はかろうじて買い超しに転じていたものの、再び今回週は売り超しに。ただし売り超し額は100億円台に過ぎず、前回週から「もみ合い」の流れにあるものと考えられる。状況見極め感は強い。

次週発表分となる現在進行週においては、シリア情勢の緊迫化で為替の乱高下とリスク資産からの更なる回避機運の高まりで、相場は大いに荒れている。万一火ぶたが切られるようなことになれば、事態がどのように進展するか、そしてその後の手当がどうなるのかも含め、さらに不安定さは増すことになる。原油価格や金価格の上昇も見られ、ここしばらくは動きが見極めにくい状況が続くことだろう。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー