小中学生への定額こづかいは平均で月額2160円

2013/09/01 10:00

ソニー生命保険が2013年8月26日付で発表した「子供の将来と教育費に関する調査」によれば、小中学生の子供を持つ保護者から成る調査対象母集団においては、子供に定額のこづかいを与えている人は7割強に達することが分かった。その平均額は約2160円となる。子供が幼い時は定額のこづかいを渡す割合も額面も少なく、歳を経るに連れて多くなる傾向がある。中学3年生では87%が定額のこづかいを受け取り、その平均額は3180円に達している(【発表リリース:子どもの将来と教育費に関する調査】)。

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調査要件や調査対象母集団に関する詳細は、先行記事【3/4の親は「大学卒業まで子供を金銭支援」、備えは毎月2万2000円】にある。詳しくはそちらを参考のこと。

子供へのこづかいの渡し方は大きく分けると2通り。子供が何かを欲しがった時にその費用として与える場合と、一定期間ごとに定額を手渡し、その中でやりくりをさせる定額制による場合。ある程度分別がつかないと、お金だけを渡しても無駄使いをしかねないので、幼い時には逐次求められた時に買い与え、ある程度成長してから定額制に移行する事例が多い。

今調査対象母集団では、全体で71.5%が定額制を採用し、その平均額は2158円という結果が出ている。


↑ 子供への定額お小遣いを渡している割合とその額(平均額は渡している人ベース)

当然小学生の方が定額制率は低く、平均額も低め。中学生全体では小学生の2倍以上の額面を受け取っている。見方を変えると、お小遣いを定額で受け取っていない中学生は約15%。意外に多いとの感想を持つ人もいるかもしれない。

これをもう少し細かい区分で仕切り直したのが次のグラフ。


↑ 子供への定額お小遣いを渡している割合とその額(学校区分別)(平均額は渡している人ベース)

小学生の定額こづかいは全体で平均1256円だったが、その額は低学年から高学年に渡り大きな違いが無いことが分かる。一方、定額制を適用される割合は成長と共に増え、低学年では1/3強だったのが、高学年では3/4ほどまでになる。自己欲求が増していき、金銭に関する感覚もある程度修得したと保護者から判断される子供が増えていくと考えられる。

中学生になるとこづかい定額制を受ける子供は8割強でほぼ固定化される。額面は中学2年生で1000円近く伸び、3000円強で一定化する。特に中学3年生では、塾通いをする事例も増え、その行き帰りでの「付き合い」もあることを考えると、これでもまだ足りないかもしれない。

なお小中学生間でも普及率を高めつつある携帯電話(スマートフォン含む)の利用費用を、このこづかいから負担するか否かに関する言及は無い。しかし別項目で「保護者が携帯電話の利用費用を負担する場合」の項目があることから、ほとんどの場合は保護者支払であると考えて良いだろう。


■関連記事:
【中学生は平均2500円…子供のこづかい額をグラフ化してみる(2011年版)】

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