学校外の習い事費用、中高生平均では月1万4000円

2013/08/29 11:30

ソニー生命保険は2013年8月26日付で、子供の将来と教育費に関する調査結果を公開した。その内容によれば小中学生の子供を持つ保護者で構成される調査対象母集団では、その子供の学校以外での学習にかかる費用の平均額は、月額約1万4000円であることが分かった。1/3強を塾などの教室学習費用が占めている。子供の世代別に見ると幼い時は運動や芸術面での費用の割合が高いが、成長と共に塾費用が増え、中学3年生では6割を超える額に登るようになる(【発表リリース:子どもの将来と教育費に関する調査】)。

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調査要件や調査対象母集団に関する詳細は、先行記事【3/4の親は「大学卒業まで子供を金銭支援」、備えは毎月2万2000円】にあるので、そちらを参考のこと。

子供の学習には義務教育上の費用以外にも、多種多様な出費が生じる。その主なものが、いわゆる「習い事」。その学校外費用に関して、水泳塾などの「運動費用」、ピアノや習字などの「芸術活動費用」、家庭教師や通信教育などの「家庭学習費用」、学習塾などの「教室学習費用」の4項目に大別し、それぞれの平均月額出費を尋ねた結果が次のグラフ。今調査対象母集団では全体額で1万4171円、その中では「教室学習費用」が一番多額で5859円という結果が出ている。


↑ 子供の「学校以外」での学習にかかる費用の平均額(月額、円)

これは月額ベースでの話なので、年ベースで見る場合は単純に12倍をすれば良い。年間では総額約17万円、一番比率の高い「教室学習費用」なら約7万円となる。

これを子供の世代別に見たのが次のグラフ。


↑ 子供の「学校以外」での学習にかかる費用の平均額(月額、円)(子供の世代別)

このグラフからはいくつかの特徴、子供の習い事の特徴が見えてくる。まず1つは、子供が幼いころはスポーツや芸術面での習い事に力が入れられているが、歳を重ねるに連れて勉強面への注力が増していくこと。もう1つは学習塾などの「教室学習費用」の負担は子供の成長と共に増え、ほとんどその増加分が、学校外学習費用の増加分を担っているというものだ。

特に中学3年生になると高校受験を控え、その対策として、多くの保護者が学習塾に通わせるためか、「教室学習費用」が大きく伸び、単独で1万4000円を超える額を示している。ほぼ中学2年生当時の学校外学習費用の全額に等しい。

今件金額はあくまでも平均額なので、例えば中学3年生が全員、運動・芸術・家庭学習・教室学習関連の塾に通い、それぞれ平均額を出費してもらっているわけではない。実際に通っている人に限定すれば、もう少し金額は大きなものとなる。子供のための話とはいえ、家計への負担が小さからぬものであることは容易に想像がつく。その負担、期待にかなうだけのものを子供が修得することを願いたいものだ。


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