高校生のSNS上での知り合い、LINEは約60人、ツイッターは190人…そのうち実際に面識がある人はどれ位?

2013/08/30 11:30

リクルート進学総研では2013年8月1日に同公式サイトにて、高校生のウェブ利用に関する調査結果を発表・公開した。それによると調査対象母集団でLINEやツイッターなどのSNSを利用している人に、それぞれのサービス上での「友達」(システム上で承認し合って意思疎通をしている人)の数を聞いたところ、LINEでは60人近く、ツイッター(フォローされている人)は約190人という結果が出た。他方その「友達」のうち、実際に面識のある人の数は、LINEでは約43人と「友達」全体の7割強に達していたのに対し、ツイッターでは約25人に留まっていた。個々のSNSにおける交流上の性質の違いが現れる結果が出ている(【発表リリース(PDF):高校生のWEB利用状況の実態把握調査2013より】)。

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今調査は2013年6月28日から7月1日にかけてインターネット経由で全国の高校生を対象に行われたもので、有効回答数は800人。

先に先行記事【高校生のSNS人気、トップはLINE、次いでツイッター】で記したが、今調査対象母集団では主要SNS(今件ではLINE、ツイッター、Facebook、mixi、GREEを指す)のうち、もっともよく使われているのはLINE、そしてツイッターが続く形となった。


↑ 現在利用しているSNS(全体比)(再録)

そこで各SNSの利用者に、そのサービス内でシステムの上で「友達」としてカウントしている数、さらにはその「友達」内で(以前から、あるいはネット上で意思疎通をしてからの前後はともかく)実際に面識のある人の数を尋ねた結果が次のグラフ。ツイッターはフォローしている・されている双方の数があるが、今回は「フォローされている」に限定して反映した。


↑ SNSでの交流人数と、そのうち面識のある知り合いの人数

ツイッターの人数が一番多く189.7人。元資料にある通り「フォローしている」人数ではさらに増えて214.5人となる。次いで多いのはLINEで59.2人。さらにFacebookで50.8人の順。

もっとも今件ではSNS上の交流人数はさほど大きな問題では無い。注視すべきなのは、「SNS上の交流人数」と「実際に面識のある知り合いの人数」との差異・比率。これを見ると、ツイッターは交流人数の1割強しか実際の知り合いがいない一方、LINEやFacebookではそれぞれ7割強・6割強が面識のある知り合いで占められている。

特にLINEなどは先の別記事で解説した通り、主な利用目的として「友人・知人とのコミュニケーションツール」が挙げられていることと合わせて考えると、「リアルな知人・友人との意思疎通のサービス」と認識されている状況が把握できる。


↑ SNSの主な利用目的(各利用者限定、複数回答)(空欄は下位回答のため非公開値)(再録)

中でもLINEはFacebookと比べても、「友人・知人とのコミュニケーションツール」に特化している感が強く、例えるならば「学校の授業中におけるメモ用紙での秘密の会話」「交換日記」「休み時間における井戸端会議的な雑談」の雰囲気が見受けられる。インターフェイスをはじめ各機能において、LINEがこのような使い方をしやすいように配慮されていることが、利用を促進したともいえよう。

なおmixiはSNS上の交流人数とリアルな知り合いの人数比率という観点では、LINEやFacebookのそれに近い。実際の知り合いとのコミュニケーションツールとして使われていることに違いはないものの、利用目的のグラフを見ると、むしろ「暇つぶし」として使われている。SNS自身としての利用率そのものが1割強でしかなく(少なくとも高校生界隈では)普及率の不足から、「知人が使っていないのでコミュニケーションツール足りえない」状態となってしまっているのだろう。


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