額面それなりで買い超しへ転じる……海外投資家、4週ぶりの買い超し(13/08/22)

2013/08/22 16:15

東京証券取引所は2013年8月22日に公式サイト上において、2013年8月12日から8月16日(8月第2週)の株式の投資部門別売買状況を発表した。それによると該当週に海外投資家が株を売った総額は5兆3502億7828万3000円、買い総額は5兆4498億7797万0000円となり、差し引きで995億9968万7000円の買い超しとなった。これは先週から転じて4週ぶりの買い超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は売り超しに転じ、証券会社は買い超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

スポンサードリンク


8月12日-8月16日の各部門別の売買動向は次の通り。

・法人……5248億8915万0000円/5811億5453万9000円(562億6538万9000円買超)
・個人……2兆3682億4985万8000円/2兆3231億8467万3000円(450億6518万5000円売超)
・海外投資家……5兆3502億7828万3000円/5兆4498億7797万0000円(995億9968万7000円買超)
・証券会社……2183億3623万3000円/2192億2418万6000円(8億8795万3000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通りとなる。

7月16日-19日……2513億9131万1000円買超
7月22日-26日……509億8309万3000円売超
7月29日-8月2日……204億7311万2000円売超
8月5日-9日……1010億1956万4000円売超
8月12日-16日……995億9968万7000円買超

該当週の一週間は、アメリカの量的緩和に関する噂話のスパイラル化に加え、国内でも法人税周りの噂で市場がかき乱されることとなり、波乱に富んだ夏期相場となった。高値に推移する日もあったが、概して円高ドル安に伴う形で株価は下落。猛暑の中で市場は冷え込むという、冗談話のような展開を収めている。

その週の海外投資家勢の動向だが、株価の軟調さと円高基調も合わせ、売り超しが継続しているものと考えられたが、フタを開けてみれば買い超しへと転じていた。買い超し額そのものは1000億円未満と少なめだが、トレンド転換のきっかけになる可能性はある。

もっとも昨今の下げ基調は、多分に出来高が少なく市場そのものが過敏反応を示しやすい時に、国内外での材料が多分に増長されて伝えられたり、噂話でかき乱されている感は強い。また概して海外市場が軟調に推移しているのも、大きな足かせとなっている。

海外投資家が仮に来週以降も買い超しを継続したとしても、相場そのものの雰囲気がポジティブに持ち直されるのは、今しばらくは難しいかもしれない。

スポンサードリンク




▲ページの先頭に戻る    « 前記事|次記事 »

(C)2005-2016 ガベージニュース/JGNN|お問い合わせ|サイトマップ|プライバシーポリシー