高校生のSNS人気、トップはLINE、次いでツイッター

2013/08/28 08:45

リクルート進学総研は2013年8月1日、高校生のウェブ利用に係わる調査結果を発表した。それによると調査対象母集団においては、現在利用しているSNS(LINEなどのチャット的ツールは含み、ブログや掲示板は含まず)としてもっとも良く使われているのは「LINE」だった。ほぼ同数で「ツイッター」が利用されており、Facebookが続いている。この3年間の動向を見ると、mixiやGREEの利用性向が減り、Facebookやツイッターが上昇しているのが確認できる(【発表リリース(PDF):高校生のWEB利用状況の実態把握調査2013より】)。

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今調査は2013年6月28日から7月1日にかけてインターネット経由で全国の高校生を対象に行われたもので、有効回答数は800人。インターネットを介して行われているため、高校生全体の動向とは多少意を異なることに留意する必要がある。

今調査対象母集団に対し、現在利用しているSNSを尋ねた結果が次のグラフ。「LINE」は2013年から問い合わせの対象となったため、それ以前のデータは無い。


↑ 現在利用しているSNS(全体比)

「高校生全体のうち」ではなく「高校生のうちインターネットを使える環境にある人の中で」であることに注意しなければならないが、52.8%がLINEを利用している。【利用者の多いmixi、利用頻度の高いLINEやツイッター…主要ソーシャルメディアの利用頻度・利用率をグラフ化してみる】などでも解説しているが、LINEの急速な、そして密度の高い利用・浸透ぶりがうかがえる。

一方で同系統のツイッターは、2013年時点ではやや頭打ちの感はあるが、やはり利用率は過半数を突破し、LINEとほぼ同列。また、高校生を対象とした調査であることを考えるとやや意外に思えるが、Facebookは順次利用率を伸ばし、2013年では1/4強の人が利用している結果が出ている。「高校生の1/4がFacebook使い」という現状を、ほんの数年前まで誰が予想しえただろうか。

他方、日本ではLINEやツイッター、Facebookに先行する形で浸透していたSNSの代表サービスmixi、そしてゲーム系では主役のGREEだが、いずれも利用率は伸び悩んでいる。mixiは2012年時点で一時回復の兆しも見せるが、直近では再び大きな減退を示し、1割強に留まってしまっている。

同様の調査は以前総務省の情報通信政策研究所でも行われ(2013年2月に実施)、その結果の精査記事も掲載しているが(【ツイッター44%、LINE38%…若年層のソーシャルメディア利用動向】)、高校生ではツイッター64.6%・LINE41.7%・Facebook35.4%という結果で、今件と大きな違いは無い(mixiがやや多い感はある)。


↑ 利用しているソーシャルメディア(アクセス端末問わず、複数回答)(所属学校別、一部)(再録)

ソーシャルメディアも突き詰めればツールに過ぎず、利用者は一番使いやすい、利便性の高いものを積極的に使い倒し、優先順位の低いものからは離れていく。今件は高校生に限った調査ではあるが、それにおいてもトレンドが確実に変わりつつあるようすがうかがえる。

使用世代や目的により差異は生じるものの、大勢としては今後も新世代型のSNSであるLINEやツイッター、Facebookへの注力がさらに高まることは間違いあるまい。

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