高校生のスマホライフはメールやチャット、調べものなど多種多様

2013/08/22 08:45

リクルート進学総研は2013年8月1日、高校生のウェブ利用に関する調査結果を発表した。それによると調査対象母集団のうちスマートフォンを利用している人においては、9割以上の人がメールや電話・チャット機能を使っていることが分かった。両機能は一般携帯電話(フィーチャーフォン)利用者も多用しているが、それに続く多用機能「調べもの・情報収集」「動画観賞」などでは、両端末利用者間で利用の有無に大きな違いが確認できる(【発表リリース(PDF):高校生のWEB利用状況の実態把握調査2013より】)。

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今調査は2013年6月28日から7月1日にかけてインターネット経由で全国の高校生を対象に行われたもので、有効回答数は800人。

回答時点でスマートフォン、一般携帯電話それぞれを所有している人に対し、その端末でどのような機能を用いているか、使っているかを答えてもらったところ(元々は利用頻度についても尋ねているようだが、資料では利用している人のみをまとめて集計・公開している)、メールを利用している人がもっとも多く、スマホ・一般携帯共に9割を超える結果が出た。


↑ 所有している一般携帯・スマートフォンで普段何を利用しているか(利用頻度問わず)

次いで多く利用されているのは「電話・チャット」。デジタル、音声を問わずのリアルタイムな意思疎通ツールとして利用している人も9割前後と多い。

一般携帯とスマホでほぼ同じ利用率を示すのは、この2項目のみ。第3位以降の「動画観賞」「コミュニティサイトへの参加」「音楽鑑賞」などは、概してスマートフォンの方が利用率が高い。項目の中身を見る限り、一般携帯のような限られた機能・表示能力でも可能な行動は双方の端末で多用されているが、それ以外の機能はパソコンに近い機能を持つスマートフォンだからこそ大いに活用されている感はある。

特に画像周りの処理機能が優れていないと満足な視聴が難しい動画・音楽鑑賞、専用アプリなどでインターフェイスが充実し、気軽な利用が出来るコミュニティサイトへの参加は、一般携帯電話とスマートフォンとの差異が大きい。また、回答者が高校生であることを考えると、自由に操作できる(保護者などの干渉を受けない)パソコンを持っている割合はさほど多くなく、スマートフォンがインターネットにおける主要窓口となっているようすがうかがえる。

見方を変えれば高校生にとって、一般携帯・スマホは共にメールや電話・チャットのような従来型のデジタルコミュニケーションツールとして使われる。そしてスマートフォンに限れば、コミュニティサイトの利用や各種インターネットサービスの活用手段としても使用される。例えるならば、自分の歩行距離のみに活動範囲を限定されていた子供(一般携帯電話のみの使用状態)が、自転車(スマホ)を買ってもらい、活動範囲が一挙に広がったような状況(インターネットの各機能を使えるようになった)といえよう。

なお「電子書籍の閲読」は一般携帯で2割近く、スマートフォンで1/3強という結果が出ている。経済的負担を考えると、そして高校生のスマートフォン利用者においてアプリはほとんどが無料アプリを使うという別調査の結果から考慮すると(【無料か有料か…小中高校生のスマートフォンでのアプリ利用実態を探る】)、ほぼ無料の閲読をしていると考えられる。その条件下で3割強という数字は、それなりに高い値と考えても良いだろう。


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