朝食はパン派かごはん派か、それが問題だ

2013/08/25 10:00

ライフメディアのリサーチバンクでは2013年8月14日に、朝食に関する調査結果を発表した。その調査結果によれば調査対象母集団の中で、朝食を毎日・あるいは時々食べている人において、朝食の主食として主にパンを食べているかご飯を食べているかを聞いたところ、パン派は4割強・ご飯派は3割強となり、パン派が優勢であることが分かった。歳を経るごとにパン派優勢状況は強まり、60代ではパン派はご飯派の2倍以上の値を示す結果が出ている(【発表リリース:朝食に関する調査】)。

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今調査は2013年8月2日から7日にかけて10代から60代の男女にインターネット経由で行われている。有効回答数は1200人で、男女比、世代構成比(10歳区切り)は均等割り当て。

以前別記事でも解説した通り、今調査対象母集団では約9割の人が毎日、あるいは時々ではあるが朝食を食べている。


↑ 朝食を食べているか(再録)

それでは朝食を食べている人たちは、その朝食の主食に何を選んでいるのだろうか。パン、ご飯、コーンフレークなどのシリアル、さらには果物やヨーグルトなどで済ませている人もいるだろうが、今件では「主にパンを食べる人」をパン派、「主にご飯を食べる人」をごはん派とし、それ以外(パンとごはんを分け隔てなく食べる人も含む)はすべて「どちらでもない」として答えてもらった結果が次のグラフ。


↑ 朝食は「パン派」「ごはん派」どちらか(朝食をほぼ毎日食べる、時々食べる人限定)

全体ではパン派42.6%、ごはん派36.3%とパン派が優勢。もっとも世代別では「どちらでも無い」が全世代で2割前後と変わらない一方、30代まではごはん派が優勢、40代以降になるとパン派が優勢となり、10代と60代とではパン派比率が2倍近くも異なる結果が出ている。一言でまとめると「歳を経るほど朝食にパンを好む人が増える」。

これは以前【朝食はパン派、それともご飯派? 全体では10対9でパン派優勢】で解説したように、ごはんよりもパンの方が準備がしやすく食べやすく、さらに後片付けが容易な点が最大の理由。さらに手指の感覚が鈍くなる、自由があまり効かなくなっても、片手でつかんで、あるいは手の自分で食べられること、そして日持ちがするのでテーブルなどに置いておけば好きな時に食べられるメリットもパンが好まれる理由と考えられる。

ちぎりパン昨今ではオーソドックスな食パン以外に総菜パンや菓子パンでも、小ぶりのものや簡単に小分けできるものが増えている。これは子供や女性向けという視点もあるが、多分にシニア層の需要増加も大きな要素と考えられる。

「シニア層ほどご飯好きでは?」というイメージは多分にある。しかし実際には少なくとも朝食においては、高齢者ほどパンを好む傾向が強い。今後さらに高齢者の人口比が増えることを考えれば、朝食パンの需要も増してくるに違いない。

あるいはなかなか普及しない、メジャーにならない、ご飯とパンの中間的な「ゴパン」や、米粉パンの類こそが、シニア層にはベストマッチな朝食なのかもしれない……と思うのは当方だけだろうか。

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