額面を増やした上で売り継続……海外投資家、3週連続の売り超し(13/08/15)

2013/08/15 16:15

東京証券取引所は2013年8月15日、同所公式サイト上で、2013年8月5日から8月9日(8月第1週)の株式の投資部門別売買状況を発表した。それによれば該当週に海外投資家が株を売った総額は6兆1893億1923万0000円、買い総額は6兆0882億9966万6000円となり、差し引きで1010億1956万4000円の売り超しとなった。これは先週から続いて3週連続の売り超しとなる。法人は買い超しを継続し、個人は買い超しに転じ、証券会社は買い超しを継続している(【東証:投資部門別売買状況の発表リリースページ】)。

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8月5日-8月9日の各部門別の売買動向は次の通りとなった。

・法人……5715億5336万2000円/6956億5883万8000円(1241億0547万6000円買超)
・個人……2兆7057億5306万4000円/2兆9028億9556万5000円(1971億4250万1000円買超)
・海外投資家……6兆1893億1923万0000円/6兆0882億9966万6000円(1010億1956万4000円売超)
・証券会社……2551億7080万7000円/2624億3959万0000円(72億6878万3000円買超)

(それぞれ売り/買い(差し引き))

また、直近5週間における海外投資家の動向推移は次の通り。

7月8日-12日……3321億3176万1000円買超
7月16日-19日……2513億9131万1000円買超
7月22日-26日……509億8309万3000円売超
7月29日-8月2日……204億7311万2000円売超
8月5日-9日……1010億1956万4000円売超

該当週の一週間は、アメリカの量的緩和に関する各種の噂や共済年金に絡んだ噂など、噂話に大きく翻弄される状態が続き、主にドル安円高基調で為替が進行。それに伴い相場も軟調に推移する形となった。為替レートの動向を受け、海外投資家も概して売りに回ったようで、結果として今回週も売り超しを継続する結果となっている。

この時期は元々取引高が小さいこともあり、少々の動向でも大きく値が動きやすいことから、先物などに振り回される感が強い時期ではあるが、今年は特にその傾向が強い。先週も指摘したが、直上の「量的緩和」周りの話一つをとっても、どのような形での噂が出ても、ドルが売られて円が買われ、東京市場が値を下げるのだからタチが悪い。

業績悪化や特殊な事象の発生でならともかく、市場観に引きずられる形でお目当ての銘柄が急落したのなら、買い増しする位の気概で相場に臨んだ方がよいのかもしれない。さもなくば夏季休業とばかりに、売り買いともに「お休み」をするのも一興だろう。下手に惑わされると、痛い目を見るばかりである。

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